聖和に備える
文先生は「死ぬ」「他界する」という言葉を、1984年、ご次男興進様の死を契機として、「昇華」という言葉に変えられました。
それを昨年さらに、「聖和」という言葉に再度変更されました。
人がその肉身を脱いで純粋な霊的存在となり、霊界に移っていくということは、私たち人間にとって極めて重要な人生の節目といっていいようです。
サタン屈服の典型路程を勝利したヤコブという人は、死んだ後も、その死体をサタンの侵入から守るために、防腐剤を塗ったとあります。
それに擬する形で、モーセもイエス様もその死体をめぐって問題が生じました。
堕落世界では、死んだ後までも死体をもってサタンと闘わなければならないほどに、死には重要な何かがあると言えます。
このような死を徒に忌み嫌うのではなく、人生にたった1回しかない重要なイベントとして、最高にうまく迎えるためには、周到な準備をしなければならないでしょう。
文先生が、
「半年後には死ぬと思って生きなさい」
と教えておられる通りです。
それなら、一体どんな準備をすればいいのか。
いくつかの具体的なアイデアを、先輩聖和家庭の知恵を伺いながら、その一部をまとめてみました。
① 遺影用のきちんとした笑顔の写真を撮っておく。
あまり歳を取り過ぎないうちに、やや若々しいほどの自分の笑顔を残しておき、これを「遺影にしてくれ」と家族に伝えておくことです。
② 自叙伝を書く。
自分がどのようにして神様に導かれ、どのように生きてきたか。
それが後孫たちの伝統になれば最高です。
③ 毎年、遺書を書く。
毎年、年の初めに書くのがいいかも知れません。
「今年の6月には死ぬかもしれない」という、深刻な1年の出発になります。
④ 家族でいつも十分な会話をしておく。
夫婦で、親子で、魂が触れ合うような関係を作ることです。
霊界に行けば、心と心が通じないとコミュニケーションが取れなくなります。
⑤ 子どもたちの祝福を進める。
私の地上人生を継ぎ、神様の血統を相続してくれるのは子どもたちです。
⑥ こじれた関係があれば、修復しておく。
心情的なしこりが心に残れば、解放された自由な気持ちで霊界に行くことができません。
加害者であれ被害者であれ、恨みを解いておく必要があります。
⑦ 愛に重点を置いて生きる。
霊界は真の愛が主管する世界だといいます。
地上でどれだけ愛の人格を成熟させたかが問われますから、年を取れば取るほど、愛を重要視して生きることが重要でしょう。
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