人間は完成して何を創造するのか
神様も人格神、実体神の位相を立てるためには、完成人間を通して真なる家庭的絶対性の基盤を確保しなければ不可能だからです。 (「平和メッセージ10」) |
「位相を立てる」とは、「明確に現れる」ということです。
つまり、神様が人格神、実体神として明確に現れるためには、個性を完成した人間夫婦の「絶対性」を絶対的に必要とする、ということです。
夫婦の絶対性は、
「夫には妻だけ、妻には夫だけ」
が大前提になります。
夫婦以外の性関係は絶対にあり得ないということです。
そして、絶対性の内容は、
・ 真の愛
・ 真の生命
・ 真の血統
の3つです。
文先生のより深いみ言葉によれば、
・ 真の愛とは、真の夫の精子
・ 真の生命とは、真の妻の卵子
・ 真の血統とは、その精子と卵子とが結合した受精卵
ということになります。
統一原理には、
「人間は自己の責任分担を完遂することによって、神の創造性を相続する」
とあります。
「神の創造性」とは何でしょうか。
真の精子、真の卵子、真の受精卵を創造することです。
人間が科学を発達させて、高性能なロボットや通信ネットワークを作り出すことも創造性ではあります。
しかし、神様が願う創造性の本質は、そこにはないのです。
神様が人間の成長期間に責任分担を与えて「絶対純潔」を守らせようとなさるのは、完成人間に高度な創造性に満ちた科学社会を築かせるのが第一の目的ではない。
神様と同レベルの「絶対性」の基準をたてることによって、神様の位相を立てることのできる血統を創造することが神様の願いです。
人間がそのような立場に立つようになる時、その人間を、
「神の共同創造主」
と呼ぶのです。
男性は個性完成することによって、神様の真の愛を宿す精子を作り出す人間にならねばなりません。
女性は個性完成することによって、神様の真の生命を宿す卵子を作り出す人間にならねばなりません。
真の愛の種が真の生命の大海に抱かれる時、そこから受精卵が誕生します。
それが神の血統の始まりです。
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