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エンタテイメント送別会

kitasendo
送別会 

3月は多事多忙です。

息子は静岡の大学へ。
娘は地元の進学高校へ。
それぞれ進学が決まりました。

今年1年は中学校の副会長を仰せつかっており、校長先生、教頭先生とも懇意になったので、送別会の誘いがあり、快諾。
昨夜、さる料亭で夕食をいただきながらの送別会がありました。

学校により送別会の形は様々なのでしょうが、昨夜のは実にエンターテイメント性の高い、素晴らしいものでした。

先ず、式次第がユニークです。
いかにも学校らしく、朝礼から始まり、国語、学活と続き、給食を挟んでまた学活、最後に終礼で締めとなります。(冒頭の写真を参照してください)

学活では、転勤でこの中学校を去る先生方に贈る言葉が披露されます。
何人かの残る先生が交代で、去る先生に卒業証書を渡すのですが、その内容に力がこもっているのです。

ある先生は4年、ある先生は1年と、奉職期間はまちまちですが、同僚として接しながら感じた印象が、とても的確かつユーモラスに描写されています。
場は終始、爆笑の渦でした。

学活の最後には、予期もしないことで、PTAの卒業証書もあり、会長が欠席のため、私が代表で受け取りました。
確かに、これでいよいよ私も中学校から縁が切れるのだなと、改めて感慨深いものがありました。

私は校長先生の隣に席を取っていただいたので、いろいろお話を伺うことができました。
その中に、面白い観察があって、感心したものがあります。

昔、中学校が大荒れに荒れた時期がありました。

当時、中学校の教諭になり手が少なくなったのでしょう。
もともと小学校の教諭をしていた校長先生に(もちろん当時は平の教諭)、
「中学校はどうか」
という打診があったのです。

拒否をしなかったら、数日後には中学校への転勤通知が来ました。
それ以来、中学校教諭としてキャリアを積んできました。

ところで、小学校と中学校を両方教えた体験から、子どもたちの成長の様子を、より広い視点から見ることができたと言います。

「中学生というのは、一番心が不安定な時期で、先生としても大変じゃないですか?」
と聞くと、
「そうですね」
と言ったあと、こういう洞察を教えて下さいました。

小学生というのは、先生が先頭にたってやって見せてやらないといけない。
その上で、
「こういうふうにやってみなさい」
と言って、生徒たちを主管することができる。

ところが、中学生にはその手はうまくいかない。

彼らは、自分ではまだできないくせに、気持ちだけは背伸びをして、大人と同等なつもりでいる。
だから、うまくおだてながら、やらせてみる。
そうすると、伸びていく。

また、もう一つ、こういうことも言われました。

小学校の終わり頃には、女の子のほうが成長が早いので、男の子をちょっとバカにするようなところがある。
それで、クラスの中で女の子が主導権を握ると、規律ができる
ところが、その代わりに、自由がなくなる

反対に、男の子が優勢になったクラスは、自由な雰囲気なる
その代わりに、規律がとてもゆるくなる

なかなか面白いコントラストだと思います。
実際のところは分かりかねますが、男と女の違いをうまく見抜いているようで、感心しました。

私は乾杯の挨拶の時に、娘から聞いた話を少し紹介しながら、
「先生というのは、生徒たちを観察・評価する立場のようでありながら、同時に生徒たちから鋭く観察されているようです」
というような話をしました。

すると会の終わりに、何人かの先生から声をかけられ、
「さっきの話、つくづく考えさせられましたね。私はどんなふうに見られていたのかしら?」
などと言われたのです。

そして、
「生徒たちに好かれようとして嫌われるより、嫌われてもいいから『俺のやり方はこうだ』とやっていきたいのが、私の信念なんです」
と言われた先生もあります。

「学校は、社会の縮図ですね。好きなタイプの先生もいれば、苦手な先生もいる。それぞれの先生とどう付き合うか。それも生徒たちの人生の訓練でよね」

そんな話をしながら、送別会はとても有意義にお開きとなったのです。

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tenmondai

そういえば校長先生津和野高校の卒業式に来ていましたね。

2012年03月26日 (Mon) 12:35
教育部長

tenmondaiさんへ

なかなかプロ意識を持った先生だなと感じます。
先生なら当然かも知れませんが。

2012年03月29日 (Thu) 07:46
kitasendo
Admin:kitasendo