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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

現代版「賢者の石」

2009/12/23
信仰講座 3
wiseman

「賢者の石」
中世ヨーロッパの錬金術で、鉛などの卑金属を金に変える際の触媒となると考えられた霊薬を、「賢者の石」と呼びました。
堕落性が本性となっている私たちが本然の人間に変容していく現代版「賢者の石」があるとすれば、

① 真の父母による祝福結婚
② 清平における霊分立と解怨の役事

の2つが最高のものであると思います。
ただ、ここでは、『今ここに生きる力』を参考に、自分自身が取り組める変容の原理を3つ紹介しましょう。

① 抵抗すると、相手はさらに強くなる
② 2つのものが同時に、同じ場所に存在することはできない
③ ありのままであることを受け入れれば、それは自らを完成させて消えていく

①の原理について。
こちらが喧嘩腰で向かうと、相手も負けじと喧嘩腰になって対抗します。
それと同様に、私が自分の今の境遇が嫌だからといって、それを排除しようとしたり、それから脱却しようとすると、それはさらに強くなって、私に対抗してくるのです。

何かが達成されたり満たされて感じる幸福感は長続きしない。
反対に、過去の嫌な記憶、忘れたい体験は、何度でも繰り返し蘇ってきて、私を苦しめる。
誰でもそういうことを体験したことがあるでしょう。

幸福感は誰でも嫌だと言って抵抗しないので、③の原理通り、幸福は自らを完成させて消えて行くのです。
反対に、不幸感には排除しようとして抵抗するので、①の原理通り、不幸はさらに強くなって私に対抗するのです。

②の原理について。
今私が幸福を感じていれば、不幸を感じることはできません。
逆に、悲しんでいるときに喜びを感じることもできません。
幸福を感じているときに、その幸福を思い切り感じれば、それは遠からず自己完成して消えていきます。
同じように、悲しみや苦しみを感じているなら、その感情を認めてやることによって、それも消えていくようになるはずです。

天宙平和連合の文亨進世界会長が、その著書『天和堂』の中で、同様のことを指摘しておられます。
私たちは日常的にさまざまな「思いの列車」に乗って生活しています。
その「思い」には、
「悔み」「憎しみ」「恨み」「不平不満」「敗北感」「自己嫌悪」・・・
など、ありとあらゆる種類のものがふくまれます。

そのような思いが絶えず意識の表に現れてくるのは避けることができません。
しかしその時に、否定的な感情を「感じてはいけないもの」と思って押さえつけるのではなく、
「名札」
を付ければいいというのです。

「あんなことをしなければ良かった」
と悔やめば、その思いに、
「悔み」
という名札をつけ、手を振って流せばいいのです。
そうすると、③の原理の通り、間もなく消えていきます。

霊的に見れば、私が悔みによって気分的に落ち込み、自分自身を責めそうになるとき、
「そうなれ。落ち込み、自分を責めて神様から遠ざかれ」
と願っている悪なる霊がいるのでしょう。
私の思いに名札をつけるということは、その霊に照明を当てることです。
それによって悪なる意図を白日のもとに晒すことで、霊の力を無力にすることができるのです。

私たちは原理を学んで、
「人間はこのように生きるべきだ」
「こういう感じ方は堕落性なのだ」
ということを頭で理解すると、その通りにできない自分を必死になって押さえつけ、否定しようとし始めます。
しかしそのやり方では、自分の意に反して、縁を切りたい相手の力をかえって強くすることになるようなのです。

 

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Comments 3

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K.N

早速、「今ここに生きる力」を注文させていただきました。
このようにブログで本を紹介してくださり、ありがたいです。
こちらも読んでみてとても良かった本があればお伝えしたいと思います。
ところで、今、毎日とはなかなかいきませんが、時間があれば超越瞑想をしています。超越瞑想を始めて3年になりますが、瞑想をすることを、自分の心の深い部分で求めているのを感じます。瞑想していると心に栄養が与えられていることを感じます。超越瞑想を教えてくださった先生は、①あるがままを受け入れる②人生に起きている(気づいている)③霊性修練の重要性、ということを何度も強調しておられました。今日の教育部長さんの内容を読んでそのことをもう一度思い起こされました。

2009/12/24 (Thu) 11:10

管理人kitasendo

霊性修練

3年間の瞑想は大したものですね。
霊性修練は本当に重要と思います。
私は偉そうに言っても、瞑想そのものはあまり続いていないのです。
ただ、起きるとき、寝るとき、日中の気がついたときに、4つの言葉をひたすら繰り返しています。
自分の堕落性に気がついたときに、それを生み出している記憶を消してもらおうと、結果はいつどのように現れるか分かりませんが、ひたすら続けています。

2009/12/24 (Thu) 13:24

日韓太郎

今日の日記は、なかなか深い内容ですね…
具体的な体験、証しなどがあれば、聞いてみたいです。。。

>悲しみや苦しみを感じているなら、その感情を認めてやる
>悪なる意図を白日のもとに晒すことで、霊の力を無力にする
>名札を付ける

心に残った言葉ですが、わかるようで、
わからないメッセージです…
自分を責めたり、押さえつけても解決するどころか、
かえって反発、大きな力となって返って来る、
と言う事だと思います…
責めないで、押さえつけないで、
認めてあげ、受け入れてあげる、
それは、語るのは簡単ですが、
実際には、難しい事であり、
かえって、罪の奴隷となって、
罪を繰り返し犯している方を、多く見て来ています…
筆者の体験談など、具体例があると理解が深まります。。。

ありがとうございましたm(_ _)m

2009/12/24 (Thu) 14:12