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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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思春期とは何か

兄妹

そこ(家庭)では、父母の愛、夫婦の愛、子女の愛、兄弟の愛、このように四大愛圏、すなわち四大心情圏が完成するのです。このような家庭になれば、上下、前後、左右が一つに連結された球形運動をするようになり、したがって、永存するようになるのです。

(文鮮明先生『平和訓経』)

四大愛(心情)をその発現の順に並べ直すと、

① 子女の愛(心情)
② 兄弟姉妹の愛(心情)
③ 夫婦の愛(心情)
④ 父母の愛(心情)

となります。

この四大愛(心情)という概念は、神様の創造理想である家庭の完成と切っても切り離すことのできない、非常に重要なものです。

ここでは、兄弟姉妹の愛を中心に、少し考えてみます。

「圏」という言葉がついていることから分かるように、この四つの愛は次第に拡大していく性質を持っています。
父母を慕う子女の愛が種となり、1段階発展して兄弟姉妹の愛に育っていきます。
この2番目の段階において出てくるのが、思春期という時期です。

そもそも思春期とは一体何であり、何のために出てくるのでしょうか。

思春期というのは、愛に対して最も繊細で敏感な時期です。
本来これは、目に見えない神様に対する愛を成長させるために神様が与えた重要な恩恵の期間なのです。

その意義を分析してみると、

① 究極の父母である神様を最も感性豊かに愛する期間
② 将来結婚して夫婦の愛を育てる準備を始める期間

というふうにまとめることができるでしょう。

子女の愛は、父母を慕う縦的な愛です。
それが兄弟姉妹の愛になると、お互いを愛し合う横的な愛になるのですが、それは次の段階でさらに次元の高い縦的な愛を成長させるための準備なのです。
その本番が思春期だというわけです。

文先生の説明によると、アダムとエバはもともと兄と妹として育っていたといいます。
その限りにおいて、2人の間に男女の恋愛感情が生まれる余地はありませんでした。
彼らはひたすら神様を愛する心を育てるべきでした。

ところが10代半ばの思春期に入って、2人は愛の問題を起こしました。
兄弟姉妹の愛を完成させる前に、未成熟な男女の愛に囚われたのです。

文鮮明先生は、
男が女を見るとき、異性と見るのは妹を否定することである
と言っておられます。
アダムは妹であるエバを否定し、エバは兄であるアダムを否定したのです。
その結果出てきた現代の風潮は、妹を否定し、兄を否定する風潮だということです。

今では、小学生の高学年の頃から男女の恋愛感情を許容する風潮があり、兄が妹を愛するというテーマを扱った映画さえあります。
思春期の意義の②が歪められた形で強調されていると見ることができます。
神様の本来の理想からすると、全く想定外のとんでもない現象です。

今の世の中では思春期からの自由恋愛が全く当たり前のことと認識されていますので、これがおかしいということを啓蒙するのは極めて難しいと思います。
しかし、この点こそ統一原理の核心部分であり、最も力を尽くして普遍化していくべき人生観であると思います。

結婚して出発する夫婦の愛は3番目です。
それは本来、兄弟姉妹の愛(2番目)を経なければ出てこないはずのものです。

こんにち、結婚した後に夫婦の関係が難しくなり、離婚にまで至るケースが多いのは、2番目の愛を正しく通過しないままに結婚をするからだと考えることができます。

人間の堕落というのは、結局、
神様が想定した四大愛(心情)の秩序を狂わせてしまったことだ
と言うことができるでしょう。

四大愛は本来の秩序に従い、正しい順序で育てていってこそ、幸福の無限なる源泉になるものです。

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* by 日韓太郎
思春期は、大切な期間であり、
アダム、エバの時を考えても、
生死を決定させるような、
愛の試練の時でもありました。。。
人間の成長と完成のポイントとなったのが、思春期です。

私は、天一国建設の柱となるべき伝統は、
まず、神様との父子関係の構築であり、
後にも先にもいらっしゃらない、
人類の真の父母様に侍る伝統の構築、
そして、神様を中心とした兄弟姉妹関係の構築、
これが、世の光となり、地の塩となって、
天一国建設の希望となるべき、
どうしても立てなくてはならない伝統だと思っています。

夫婦愛は、特別愛であると、文鮮明先生は語り、
子女の愛、兄弟姉妹の愛、父母の愛を含めた四つの愛を、
すべて包括して体験し、学ぶ事が出来る関係で、
家庭における夫婦愛の大切さを強調されますが、
同様に、天一国の国づくりの柱にすべきは、
神様を中心とした兄弟姉妹関係の構築であり、
その人づくりこそ、国づくりの基本であると考えますし、
人づくりの基本は、私づくりだと考えています…

思春期は、そんな人間づくりの大切な期間であり、
特に、神様を中心とした兄弟姉妹関係の素晴らしさを、
体験させて上げたいし、それが、
教育の中心となるべきです…
故に、神様との父子関係を軸にした教育こそ、
真の教育であり、真の人間づくりの基本ともなります。
神様との父子関係を教えないで、
真の兄弟姉妹関係はなく、
その関係を構築させる事が出来ないからです。

ありがとうございましたm(_ _)m

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思春期は、大切な期間であり、
アダム、エバの時を考えても、
生死を決定させるような、
愛の試練の時でもありました。。。
人間の成長と完成のポイントとなったのが、思春期です。

私は、天一国建設の柱となるべき伝統は、
まず、神様との父子関係の構築であり、
後にも先にもいらっしゃらない、
人類の真の父母様に侍る伝統の構築、
そして、神様を中心とした兄弟姉妹関係の構築、
これが、世の光となり、地の塩となって、
天一国建設の希望となるべき、
どうしても立てなくてはならない伝統だと思っています。

夫婦愛は、特別愛であると、文鮮明先生は語り、
子女の愛、兄弟姉妹の愛、父母の愛を含めた四つの愛を、
すべて包括して体験し、学ぶ事が出来る関係で、
家庭における夫婦愛の大切さを強調されますが、
同様に、天一国の国づくりの柱にすべきは、
神様を中心とした兄弟姉妹関係の構築であり、
その人づくりこそ、国づくりの基本であると考えますし、
人づくりの基本は、私づくりだと考えています…

思春期は、そんな人間づくりの大切な期間であり、
特に、神様を中心とした兄弟姉妹関係の素晴らしさを、
体験させて上げたいし、それが、
教育の中心となるべきです…
故に、神様との父子関係を軸にした教育こそ、
真の教育であり、真の人間づくりの基本ともなります。
神様との父子関係を教えないで、
真の兄弟姉妹関係はなく、
その関係を構築させる事が出来ないからです。

ありがとうございましたm(_ _)m
2009-12-22 * 日韓太郎 [ 編集 ]