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娘の先生評を傾聴する

kitasendo
先生 

夜、夕食が終わった時間。

コタツで、私はブログを書いている。
向かいに座った娘は、高校入試に向けて過去問に取り組んでいる。

その合間に、娘がふと話しかけてきました。

「数学のO先生ね、最近すごくイライラしているのよ」

私はブログを書く手をしばし止めて、
「どうしたんだろうね。生徒たちが言うことを聞かないからかな?」
と尋ねると、娘の説明は、こうです。

その数学の先生は30歳、結婚したばかりだが、決して新米教師ではない。
昨年の4月に赴任してきた当初、とても優しくて、生徒たちに人気が結構あった。

「でもね、私は『この先生、何か仮面をかぶってるな』と思ったのよ」

どうしてそう思ったのかと尋ねると、
「勘よ。直感かな」
と言います。

「この先生、表面的には優しいように見えるけど、かなり我慢してる。いつか爆発するんじゃないか。そう思ってたの」

そして案の定、1年近くがたった今、当初の優しさよりも、抑えがたいイライラのほうが強く出てくるようになった。

その先生と同時に、昨年赴任してきた同年代の理科のY先生がいる。

「Y先生は、O先生とは反対に、初めの頃、人気がなかったの。厳しいと言うか、怒るときはきっちり怒るのよ。その怒り方も『大人の怒り方だな』と思うような怒り方」
「大人の怒り方っていうのは、どういう怒り方なんだ? 具体的に教えてくれよ」

どちらかというとO先生タイプではないかと自認している私は、興味津々で娘の説明を求めました。

娘は、
「やっぱり聞いてきたか」
という面持ちで、やや得意げに答えます。

「そうね。例えば、授業中に生徒が騒いでいるとするでしょ。その時、しばらくじいっと黙っているのよ。そして生徒たちが先生の異様な雰囲気に気づいて段々と静かになった頃合いに、静かな声で『これじゃいつまでも授業を始められないだろ』っていうようなことを言うわけ」
「なるほど、それが君の言う『大人の怒り方』というやつなんだね」

「そう。私が初めの頃思っていたのはね、O先生は始めのうち人気があるけど、きっとその内、Y先生と人気が逆転するだろうって。Y先生は時々ジョークも言うんだけど、初めの頃は私しか笑わなかったの。でも段々と他の子たちにも人気が出てきたのよ」

事態は、確かに娘が予想したとおりに推移したようです。

娘の目から見ると、O先生は表面上は生徒を理解しようとする優しい先生に見えるが、実のところ、生徒をうまくコントロールできていない。
それに対してY先生は、きつい怒り方をするが、結構生徒の心をとらえる管理術を持っている。

娘はそういうY先生の能力を高く評価しているようです。

15歳、中学3年の女の子は、すでに相当鋭く、的確な人間観察をするものだと、我が子ながら感心します。
この調子で、父親である私もしっかり冷静に観察評価されているのだろうと思うと、気が抜けませんね。
日々精進しなければ。

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Kyoko Andersson

しかり アーメン

子供の目は鋭い!親を鋭く見抜いていますね。子供は親の神様だと理解できます。

2012年02月10日 (Fri) 04:15
kitasendo
Admin:kitasendo