この娘はよく頑張る子だ
教区長が人事で他教区へ行かれることになったので、教区本部で離任式が行われました。
当然教区長も離任の挨拶をされたのですが、正直なところ、陰ながら内助の功を尽くされる教区長夫人の挨拶のほうが私の印象に強く残ったので、それを少し記しておきます。
☆☆☆
教区長は韓国人です。
それで祝福を受けた後、しばらくは韓国に暮らし、世界日報の配達を仕事としていました。
月に100件以上購読の契約を取ると、文先生の名前で金メダルがもらえました。
それで頑張って、1つ獲得したのです。
さらに頑張って、もう1つメダルをもらいたいと思いました。
2つ目のメダルは夫に捧げたいと思ったのです。
そして、2つ目を獲得しました。
その後、3日続けて文先生の夢を見ました。
夢の中で文先生は、
「この娘はよく頑張る子だ。何か褒美を持って来なさい」
と誰かを呼んでおられるようでした。
その後、長男を妊娠したのです。
長男が生まれた後、3回も流産を体験しましたが、子宝に恵まれました。
子どもがまだ小さい頃、牧会者をしていた夫は、
「UTS(統一神学校)へ行きたい」
と相談してきました。
文先生が米国に建てられた神学校です。
学費も相当にかかります。
語学のハンデもあるので、卒業するのに3年はかかります。
それを許諾しました。
乳飲み子を抱えて、3年後の夫の卒業を待ちました。
卒業して帰ってきた夫は、それ以前とは別人のようになっていました。
自信に溢れ、話す態度も堂々として、とても頼もしい姿なのです。
一番下の子がまだ保育園ですが、先日の真の神の日、次の日の「愛勝日」に、
「保育園に行ってる場合じゃない。映像を見なければ」
と言って、保育園を休んだのです。
そのような姿を見ながら、とても子どもたちに慰められ、喜びを与えられることが多いです。
☆☆☆
教区長夫人はそんな話をされたのですが、その言葉の端々に、夫への献身と愛、そして尊敬心がとても強く感じられました。
子どもたちが父親を慕い、尊敬している様子も伝わってきます。
妻が自分の身を削って、夫に金メダルを捧げようとする献身の姿。
夫がさらに飛躍するために、家庭を守って忍耐しながら待つ姿。
3回までも流産しながら、なおも子どもを産み育て、家庭を安息の場にしようとする女性の力は、本当に神様から賦与された素晴らしい能力です。
子どもたちを真っ直ぐに育ているというのは、決して簡単なことではありません。
夫を支える妻の愛、賢明で忍耐強い母親の献身があってこそ可能なことだと、つくづく感じさせられました。
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