サタンは人間を直接主管できない
復活は人間が堕落によってもたらされた死、すなわちサタンの主管圏内に落ちた立場から、復帰摂理によって神の直接主管圏内に復帰されていく、その過程的な現象を意味するのである。 (原理講論「復活論」復活の意義) |
これを見ると、堕落した人間は「サタンの主管圏内」に留まっている立場。
そして、復活するとは、そこを抜け出て「神の直接主管圏内」に入って行くことです。
サタンの場合は「主管圏」であり、神様の場合は「直接主管圏」と、微妙に違う表現になっています。
微妙ではありながら、明確に意識して使い分けられているのだろうと思います。
堕落人間はサタンに「主管」されてはいるが、「直接主管」はされていない。
人間を「直接主管」できるのは、独り神様のみである。
サタンは堕落人間といえども、直接には主管できません。
ということは、間接的にのみ主管するのです。
何をもって、間接主管するのでしょうか?
「偽りの言葉」をもって間接主管します。
そう考えると、堕落した状態の私たちは神様からもサタンからも間接的に主管されていると言えます。
神様は「真実の言葉」つまり「御言」をもって間接主管され、一方、サタンは「偽りの言葉」をもって主管するのです。
私の心は、本心が神様の対象となり、邪心がサタンの対象となります。
どちらの対象となるかによって、善なる心が強くなったり、悪なる心が優勢になったりします。
これがまさに「中間位置」です。
サタンは私を間接主管することはできても、直接主管することはできません。
なぜでしょうか?
サタンは悪の主体だとは言え、あくまでも実体を持つ被造物です。
実体(サタン)が実体(人間)を直接主管することはできません。
直接主管というのは、主管する主体(神)が対象(完成した夫婦)の中に完全に入り込み、真の愛によって一体となる状態です。
それは実体のない、本体としての神様のみにできることです。
復活はまずもってサタンの間接主管圏から逃れ出ることですが、神様の御言を通して間接主管される立場を通過して、最終的には、神様が完全に入り込んで神人一体となる直接主管圏まで到達することで、完全に達成されるのだと言えます。
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