2011年を越えられなかった極東の独裁者
青天の霹靂。
北朝鮮の金正日総書記、心筋梗塞で死す。
享年70歳。
今年2011年は、エジプトのムバラク大統領、リビアのカダフィ大佐など、多くの独裁者の命運が尽きた歴史的な1年でした。
その1年があと2週間で終わろうとする時に極東の独裁者に白羽の矢が立ったのは、真に象徴的な感じがします。
ところで、金総書記の死を、今から2年3ヶ月前に予想していた複数の人物がいるそうです。
(ネイバーニュース 2009/9/9)
韓国の易学者トム・チャンヨン氏は、2009年に雑誌、週刊東亜のインタビューに答えて、
「金正日は2011年に運がつき、権力の座から降りる可能性が高い」
と予想しました。
そして、
「医師や巫女などを動員して、金総書記を守るために最善を尽くすなら、2012年は越えられるだろうが、2013年は不可能」
と付け加えています。
どのように四柱推命で見ても、2013年のことは見えないというのです。
別の易学者チェ・ボンス氏も同様な予想をしています。
「金総書記と友好的だった金大中、盧武鉉前大統領が続けてなくなったのが暗い兆候であり、時を同じくして総書記は病気になり、2009年と2010年は越えるが、2011を越えることはできない」
チェ氏は、総書記が他界した後の動きについても、興味深い予想をしています。
「金総書記の権勢は、息子に続かない」
と言うのです。
「北韓は、日帝強制占領期間36年に、金日成、金正日父子が統治した64年を加え、合計で100年の恨(ハン)を抱えて生きてきた所だ。そのために、権勢は息子に引き継がれない」
3世代の世襲は不可能だというわけです。
こういう話を聞くと、何だか韓流の歴史ドラマの世界を彷彿とさせます。
千年、二千年の歴史が、この現代にも脈々と生きているという感じです。
人の寿命は天のみぞ知るところですから、誰がいつ亡くなっても文句は言えません。
しかし、一国のトップ、しかも神様の摂理の中で重要な役割を持つ国のトップがその命脈を絶つというのは、偶然だけですますことのできない天の配剤があるようにも思えます。
時あたかも、文先生の名代として北朝鮮を訪問しておられた文亨進世界会長の一行が、文先生の生地定州を訪ねて出国された、その直後のことでした。
チェ・ボンス氏は、3代世襲は不可能としながらも、党は残るとも言っています。
その上で、
「政党民主主義ではなく、新しい民主主義を発芽させなければならない」
とも。
今後、韓半島がどのように動くのか、私にはよく分かりませんが、神様が直接主管されて平和裏に統一の方向へ動くよう願います。
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