fc2ブログ
まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

手放しなさい

2009/12/15
生活日記 2
文鮮明先生 統一原理 ホ・オポノポノ
morning emptiness

ホ・オポノポノが私の教会でも少しずつ広がっています。
私が初めて出会ったのは今年の春でしたが、私は数カ月間、誰にも話さず、一人で密かに実践を続けていました。

10月に一度礼拝の説教を担当した時、初めてその基本的な考え方を紹介しました。
すると、それに興味を持った婦人たちが1人、2人と現れ、
「詳しく知りたいので、本を貸してほしい」
と言うので、貸し出しを始めました。

ホ・オポノポノはハワイが発祥の地です。
私はハワイについて、詳しいことはほとんど知りません。
地理的には太平洋の真ん中で、キリスト教の宗主国ともいうべき米国の1州ですが、精神的にはむしろ東洋に近いのではないかという気がします。

聖書を見ると、神様は人間に万物を治める権限を与えられました。
それで人間は万物の上に立ち、理性で万物を分析して、それを人間生活に合うように力で変えようとします。

しかし東洋思想は、概して人間と万物とを画然とは分けず、むしろ調和して生きようとします。
理性と力を重要視せず、むしろできる限りそれらの対極にある「無」を目指そうとします。

「無」(=ゼロ)のポイントは、何もないようでありながら、その実、もっとも豊かさに満ちたところ、すべてのものが手に入るところです。
量子力学ではそこを、
「ゼロ・ポイント・フィールド」
とも呼んでいます。
これはまさに東洋思想でいう「無極」です。

ホ・オポノポノも、
「持っているものをすべて手放せ」
と言います。
自分の中が空になればなるほど、大いなる知恵が降りてくるというのです。

私はこういう考え方が、この教会の婦人たちにも有意義だと感じています。

この教会の日常には、御言葉があふれ、日々遂行すべき使命・責任があふれています。
私たちはあまりにも多くのものを自分の内部に抱えすぎているように感じる時が多いのです。

文先生は、
「御言葉を絶えず訓読し、それと一体となりなさい」
と言われます。

しかしそれは、
「御言葉を御言葉として、自分の中にたくさん抱えなさい」
ということではないように思います。
重要なことは、御言葉と一体となることであり、そのためにはむしろ私の中を空にすべきではないでしょうか。

御言葉と責任があふれる日常の中で、いかに私自身を空(無)にするか。
この点において、ホ・オポノポノはとても深い示唆を与えてくれると私は思っています。



よろしければ1クリック!にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



Comments 2

There are no comments yet.

日韓太郎

私も、ホ・オポノポノについては、関心を持ち、
空になり、無になり、クリーニングする4つの言葉を、
言葉に出したり、意識したりしながら、言葉の魔力を知り、
4つの言葉は、大切な言葉だと思いました。
私は、4つの言葉を、「謝罪」「感謝」「愛」の
三つの言葉にして、使ったり、意識したり、祈っています…
この言葉の魔力は、使ってみてこそ、
その魔力の大きさが、よくわかるし、この言葉は、
人を幸せに導く魔力を持っています…

人の心の中に蓄積されて行く、不信、怨み、憎悪、反発…
この不必要な考え、傷痕を削除し、クリーニングする
言葉の魔力が、この三つの言葉にはあり 、
神様の復帰の心情を反映する言葉だと感じています。。。
謝罪し合い、感謝の心を分かち合い、愛を告白する、
その姿にこそ、神様の復帰摂理歴史の中に、
絶えず残そうとして来られた足跡があると思います…

人間の心の中には、そんな神様の心情を反映させる、
器の容量がなく、正しく映し出すには、
歪んだ鏡になっている状態にあることを理解し、
その器を広げ、鏡を修復する、
神様のみ言と一つになる私を、
再創造しなければならないと思います…

ありがとうございましたm(_ _)m

2009/12/16 (Wed) 16:42

管理人kitasendo

日韓太郎さんへ

実践し始めた人は大抵、自分の心の中の変化を感じていますね。
実践しやすいということは重要なことだと思います。
しかし奥は深いです。

2009/12/16 (Wed) 16:50