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人生の「心柱」

kitasendo
名月 

今日は旧暦の8月15日。
中秋の名月です。

夜10時過ぎに我家の庭に出てみると、満月が眩しいほどの明るさで中空にかかっています。
切れ切れの雲が月の光で白く、くっきりと流れているのが見えます。

娘と並んで庭先に腰掛けて、しばらく空を見上げる時間をもちました。

「こういう時間も、ときどきは必要だね」
と、娘。

「そうだね。電気もテレビもない昔の人たちは、こんな夜には満月を眺めながら、長い秋の夜長、よもやま話をしながら過ごしたんだろうね」

実は今夕、娘の中学のPTA主催で「澄川喜一先生を囲む会」が開かれ、副会長である私も参加してみました。

澄川先生は、今や「東京スカイツリー」のデザイン担当者として日本中に名前の知れ渡った方です。
日本芸術院会員であり、東京藝術大学の元学長にして名誉教授でもあります。
その方が、実は我が地元の出身です。

昼間は中学校で講演をされ、夜はこうして先生とPTA役員と合わせて10名程度の夕食会に応じてくださいました。
出された食事にはほとんど箸を付けないくらいに、澄川節とでも言うべき、いかにも彫刻家らしい含蓄の深い話が途切れなく続きました。
中秋のよもやま話です。

スカイツリーの真ん中に、「心柱」というものがあるそうです。
この「心柱」というのは、例えば、歴史的に一級の建造物である五重の塔などにもあるものです。

「心柱」はもちろんツリーの内部中央に屹立するのですが、かなり上の方に行くまで、周りの柱と連結されていないのです。
いかにも不安定なようですが、このように可動的であるゆえに、却って強いのだそうです。

人間の体も同じような構造を持っています。
腰や肩のあたりは、かなりしっかりとした骨組みになっていますが、腰と肩の間は、背骨がまさに「心柱」です。

お腹のあたりの肉を取ってみれば、あの細い背骨だけで上半身が動いているのです。
しかも、その動きは実に自由自在です。
他の骨と緊密に連結されていない故に、背骨はより大きな自由性をもって機能するのです。

この「心柱」の原理は、どこにでも通じるような気がします。

人間関係の「心柱」。
人生の「心柱」。

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