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聞く祈祷

kitasendo
島へ歩く

「呼吸」
これはすべての生物にとって生きていく上で必要不可欠な、基本的生命活動です。
ところが、とくに人間にとっては、肉体的のみならず、精神的、さらには霊的にも関わる、実に特殊で霊妙な生命活動と言えます。

精神的なレベルで言えば、緊張すると呼吸が早く浅くなり、リラックスすると逆にゆったり深くなります。
これを反対に用いると、緊張したときに意識的に呼吸をゆっくりにすれば、脳波が緩やかになり、心がリラックスしてきます。

それで昔から、瞑想には呼吸を切り離せないのです。
呼吸を整えずして深く瞑想することは、ほぼ不可能と言ってもいいでしょう。

そもそも、瞑想とは何か?

教会で講義するとき、
「祈祷とは神様との対話である」
と教えます。

対話ということになると、そこには当然、「話すこと」と「聞くこと」とがあります。
ふつう、願うこと、決意すること、悔い改めることなどを声に出して祈るのは、「話す祈祷」だと言えます。
それに対して、瞑想とは「聞く祈祷」だと考えます。

聞き上手は評論家に勝る
で書いた通り、対話を通して良い関係を作ろうとすれば、聞くと話すとを7対3くらいにするのがいいと思います。
神様との対話も同様で、「話す祈祷」を3、「聞く祈祷」を7。
ですから、瞑想はとても重要だということになります。

良く聞く条件は、

① 話すことを控え、聞くことに徹する。
② 自分なりの考えで聞かず、相手の立場に共感して聞く。
③ 心を開き、飾らず、嘘をつかない。

これらはそのまま良き瞑想の条件ともなります。

神様の声は、「かすかに吹く風」のように、とても静かです。
五感を閉じ、心を明鏡止水のごとくに静めないと、聞き逃してしまいます。
しかもその風はいつ吹いてくるか分からないので、焦らずに委ねる気持ちで待たなければなりません。

瞑想においてもう一つ、重要と思われるのは、心を常に、
「いま、ここ」
に留めておくことです。

私たちの心は普段、なかなか「いま、ここ」に留まっていません。
未来のことを空想したり、過去のことを追想したり、あちらこちらへとさ迷っていることが多いのです。
この状態では、かすかな神の声を聞きとることは困難です。

心を「いま、ここ」に留めておくには、呼吸がとても有効です。
「息を吸う、息を吐く」
ここに自分の意識を貼りつけておくことができれば、呼吸とともに心を、「いま、ここ」に留めておくことができます。
これが呼吸における霊的なレベルでの意義です。

瞑想について、これからもう少し考えていきたいと思います。

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日韓太郎

>瞑想とは「聞く祈祷」だと考えます。

「話す祈祷」は、よくしますが、「聞く祈祷」は、案外、
重要視していないことに気付かされます。。。

>瞑想においてもう一つ、重要と思われるのは、心を常に、
  「いま、ここ」に留めておくことです。

瞑想の具体的アドバイス、ありがとうございます。。。
早速、実践したいと思います。。。

ありがとうございましたm( )m

2009年12月09日 (Wed) 01:24
管理人kitasendo

もっと聞く

面接などでも、もっと聞くことに重きをおくべきだと思いますが、ついつい話したくなりますね。
こちら側の、「教えてあげた」「諭してあげた」という満足感ではなく、相手の「聞いてもらった」「理解してもらえた」という満足感も考えてみることが大切かなと思います。

2009年12月09日 (Wed) 07:45
しまね K K

聞く祈祷を拝読して

祈祷には 話す祈祷と聞く祈祷があり 瞑想が聞く祈祷とのこと 話す3聞く7の比率で 瞑想による祈祷が重要であることを知りました。 神の声がかすかに吹く風のように聞こえるとか やはり信仰の基準が高いからでしょうね。私は雑念が多くてうまくいきません無になろうとしますけど。 心を「いま ここ」におくこと そして呼吸の仕方を研究して神様との対話が出来るようになりたいと思いました。前に水平垂直は天運を呼ぶとの日記を拝読しだとき 万物主管はかたずけることからとあり 毎日心してやるように努力しています。有難うございます。

2009年12月09日 (Wed) 21:23
管理人kitasendo

Re: 聞く祈祷を拝読して

私たちは心が忙しい生活をすることが多いですね。
意識的にでも、何もせず、何も考えず、神様の心の波動に合わせようとする時間を作りたいものです。

2009年12月09日 (Wed) 22:39
kitasendo
Admin:kitasendo