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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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2つの欲望から生き方を査定する

values 

神様は私たち人間を愛して喜ぶ対象として、ご自分に似せて創造されました。
それで私たち人間の心には、神様の心に似て「知情意」の3機能があります。

その心の欲望を満たし喜ぶために、私たちは自分を取り囲む対象世界に価値を求めます。

知は真という価値を求める。
情は美という価値を求める。
意は善という価値を求める。

このような欲望を「価値追求欲」と呼びます。

人間は同時に、神様との関係も持ち、自らが対象として3つの価値を実現したいという欲望を有しています。

知は真という価値を実現したい。
情は美という価値を実現したい。
意は善という価値を実現したい。

このような欲望を「価値実現欲」と呼びます。

私たちはこれら「価値追求欲」と「価値実現欲」という2つの欲望のうち、どちらを優先すべきでしょうか。

この2つの欲望は、「価値実現欲」が性相(心)「価値追求欲」が形状(体)という関係です。

「価値実現欲」は神様に向いているものですから、神様を中心としたより大きな全体に対して自らの価値を発揮して奉仕しようとします。
ですから、これを人生の目的という面から見れば、「全体目的」を追求する欲望だと言えます。

一方、「価値追求欲」は対象を通して自らの欲望を満たそうとすることですから、自分自身の喜びに焦点を合わせています。
ですから、これを人生の目的という面から見れば、「個体目的」を追求する欲望だと言えます。

したがって私たちは、「価値実現欲」を優先する生き方を目指すべきだという規律が明確になってくるのです。

このような生き方をした人を「聖人」と呼びます。
こういう人は、往々にして「個体目的」を犠牲にしてまで生きる道を貫きます。

反対に、「個体目的」を中心に生きる人を「小人(しょうじん)」と呼びます。
いわゆる利己主義者です。

本来の世界では、この2つの目的は互いに補完し合う関係であり、一方だけを犠牲にするものではありません。
しかし、神の復帰摂理においては、本来の世界を早く取り戻すために、歴史を引っ張る善なる立場に立てば立つほど、個体目的を犠牲にせざるを得なかったのだと言えるでしょう。

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* by k
解りやすくてとても勉強になりました!!ありがとうございます!!

聖人と小人、自己犠牲と自己追求 * by 詠み人知らず
今日もまた、素晴らしい記事ですね。

聖人と小人の差について、すっきり頭の中に入ってきたように思います。

コメント






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解りやすくてとても勉強になりました!!ありがとうございます!!
2011-08-21 * k [ 編集 ]

聖人と小人、自己犠牲と自己追求

今日もまた、素晴らしい記事ですね。

聖人と小人の差について、すっきり頭の中に入ってきたように思います。
2011-08-21 * 詠み人知らず [ 編集 ]