fc2ブログ
line-height:1.2;

ダウンシフトな人生

kitasendo
slow 

ラジオのトーク番組を聞いていると、聞きなれない
ダウンシフターズ
という言葉を初めて耳にしました。

ゲストは、『減速して生きるーダウンシフターズ』の著者、高坂勝という方のようでした。

高坂氏は大学卒業後に入社した大手企業を30歳で退社。
以後、わずか6.6坪のオーガニック・バーを経営する傍ら、田んぼで米を自給する生活を続ける。

ビジネスマンだった頃の年収は約600万。
それが40歳になった今は、300~350万に。

このように、自ら敢えて自分の生活を小さくすることを「ダウンシフト」と呼ぶようです。

年収600万の時代には、お金はあったが、時間がなかった。
車1台にバイクが2台あったが、仕事に追われて時間がないので、ドライブの楽しさをゆっくり満喫することはできませんでした。

ところが今は、収入こそ半分近くに減ったものの、好きなことができる時間がたっぷりある。
それでいて、手元に残るお金は、おかしなことに、サラリーマン時代とほとんど変わらない。

オーガニック・バーを始めるときのスタンスは、
「店を大きくしない」
ということでした。

計算してみると、月に20万の収入で生きていける。
その中から、親に仕送りさえできる。

それなら、月に20万を作るにはどうしたらいいか?
1日に1万作って20日働けば良い。
そのためには、1日に4000円を払ってくれるお客さんが4、5人来てくれれば十分だ。

この計算を目処にした店作りをするので、特に宣伝もしない。
しかし、考え方に共鳴する人が確実に来店するようになる。

高坂氏の考える「ダウンシフト」とは、別名「ミニマム志向」とも言えます。
その考え方の根底には、「もっと、もっと」と言う「経済成長路線」から降りる、という人生観があります。

過去数十年間にわたって「アップシフト」を続けてきた日本社会が停滞期、減速期に入った現在、「ダウンシフト」に新たな価値を感じる人は、おそらく高坂氏に限らないでしょう。
「ダウンシフト」という言い回しこそ耳新しいものの、そういう考え方自体はすでにだいぶ広がっているのかも知れません。

ただ、最低限の収入を確保しながら、忙しくなりすぎない店を作る、というスタンスに、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、ちょっと興味を惹かれたので、この話を紹介しました。

よろしければ1クリック!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村

【お勧め記事】

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
スポンサーサイト



kitasendo
Admin:kitasendo