愛に変えなさい
自分は家庭の中で何をなすべきか葛藤した事があります。
そんな中、母は
「あなたを愛し信頼しているよ」
と言ってくれました。
私は、映画館やパーティによく行きました。
何か悪い道に入りそうになると、その度に母の
「仁進(インジン)!信じているよ。愛しているよ」
と言う母の声がいつも耳に聞こえて来ました。
それで信頼されている、裏切りたくない、ガッカリさせたくない、という思いが湧いてきたのです。
アメリカで10代の頃色々な誘惑がありました。
でも母の言葉を忘れる事が出来なかったのです。
アメリカに来たのが8歳の時。下の弟(興進様)が7歳でした。
英語は一言も話せませんでした。
当時はお父様(文先生)に対する迫害が始まった頃です。
70年代後半から80年代、迫害が学校でもあり、ムーニーとなじられました。
兄や弟は不良たちからよく殴られました。
興進様が13歳の頃、学校から帰って来たとき髪や服が濡れていました。
お母様の部屋を通る時、顔がメチャクチャで、
「興進!どうしたの?」
と問いただすと、 学校で悪い高校生男子が取り囲んで男子トイレに連れて行き小便を引っかけたというのです。
弟はしばらく動けず、体育館のあるシャワールームに行って体を洗い、体育の服に着替えて帰って来たのです。
その時お母様は
「ああ無事で良かった」
と言われました。 そして、
「怒りや悔しさを愛に変えなさい。恨みに思っていたらいけないよ」
「その悔しさをあなたの決意に変えて、偉大な人間になるんだよ」
と言われました。
「困難だけど微笑もう」
そう言って、3人手を繋いで微笑んで深呼吸したのです。
その時、神の愛を思い出し、神の愛で克服できる、と感じる事ができました。
私の夫が「バレーパーキング」という映像をユーチューブで見せてくれたことがあります。
駐車場でバイトをしているバレーが、来る人来る人に
「あなたは美しい」
「何でもできる人だ」
「神の子ですね」
などと賛美しているのです。
その美しい言葉を聞くために、多くの人が駐車場に来ることになったというのです。
お母様はまさにそんな方です。
シンプルでエレガンス。自分を忘れていない。基本的なことを一生懸命する。神を愛し他の為に生きる。 服もクラシックにシンプルにデザインする。
散らかすのではなくシンプルなのです、スケジュールも人生も。
一言で言って、片付いた人生です。
日々の練習が訓練なのです。
(文仁進女史の日曜礼拝より)
よろしければ1クリック!少し長い引用でした。
仁進女史は文先生ご夫妻の次女であり、現在、米国家庭連合の会長でもあります。
ここに出てくる「お母様」とは言うまでもなく、文先生の令夫人・韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁です。
文先生一家は、1970年代に渡米された後、社会の偏見と差別により、非常に大きな苦難を受けられました。
私も80年代から90年代にかけて、米国生活を7年間しましたが、
「ムーニー」
というのは、統一教会員に対する相当差別的な蔑称です。
しかし、さすがにそれで殴られるというような体験は一度もありませんでした。
それを考えると、お子様たちが体験した迫害は、実に過酷なものです。
そういう中で、文一家は互いにとても固い絆を作っていかれたように思えます。
韓女史の母親としての深い愛情、そして1人の女性としての背筋のピンと伸びた、シンプルな生き方。
そして、どんな仕打ちを受けたとしても、
「恨んではいけない。愛に変えなさい」
という、あまりにも高潔な教え。
その大きな愛の翼に保護されて、過酷な人生行路を越えて行かれたのが14人のお子様たちだったのでしょう。
ここで結ばれた親子の情愛は、ある意味でとても羨ましい気もします。
私たちの家庭生活に参考とすべき、珠玉の教訓がいくつも含まれています。
仁進女史は文先生ご夫妻の次女であり、現在、米国家庭連合の会長でもあります。
ここに出てくる「お母様」とは言うまでもなく、文先生の令夫人・韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁です。
文先生一家は、1970年代に渡米された後、社会の偏見と差別により、非常に大きな苦難を受けられました。
私も80年代から90年代にかけて、米国生活を7年間しましたが、
「ムーニー」
というのは、統一教会員に対する相当差別的な蔑称です。
しかし、さすがにそれで殴られるというような体験は一度もありませんでした。
それを考えると、お子様たちが体験した迫害は、実に過酷なものです。
そういう中で、文一家は互いにとても固い絆を作っていかれたように思えます。
韓女史の母親としての深い愛情、そして1人の女性としての背筋のピンと伸びた、シンプルな生き方。
そして、どんな仕打ちを受けたとしても、
「恨んではいけない。愛に変えなさい」
という、あまりにも高潔な教え。
その大きな愛の翼に保護されて、過酷な人生行路を越えて行かれたのが14人のお子様たちだったのでしょう。
ここで結ばれた親子の情愛は、ある意味でとても羨ましい気もします。
私たちの家庭生活に参考とすべき、珠玉の教訓がいくつも含まれています。

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「愛に変える」生き方を、今日の真の御家庭の足跡の中にも見ながら、人生において最も大切なこと、それは、如何に、真の愛を実践するか、これしかないと思いました。愛のために生まれ、愛のために生き、愛のために死んで行く、愛の使命を果たして行くことが、人生において、最も大切なことだと、文鮮明先生は教えていますが、親、兄弟、妻、子供達を始め、出会う縁を大切にし、神様の愛を分かち合い、育み、実らせる生き方を実践しようと、改めて決意しましました。ありがとうございましたm(_ _)m