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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

私の堕落性に光を当てよ

2011/04/07
読書三昧 0
fear 

「恐れれば、そのことが起きる」。レスター・レヴェンソンはよくこう言ったものです。レスターは深刻な不安やパニックから、ごくふつうの心配や不安、いらいらに至るまで、様々な恐れは、私たちの意識が作り出したものだと考えていました。

恐れを手放すための秘策は何でしょう。私たちはあるレベルで、恐れている出来事が起こることを、望んだり予期したりしているのです。意識的にではありません。潜在意識で望んでいるのです。
この事実を受け入れることができれば、解放できます。

恐れの感情がつくウソのひとつは、
「恐れを手放すと、恐れていることが本当に起きてしまう」
というものです。

私の経験では、これほど真実から遠い言葉はありません。影の中に隠れている恐れに意識の光を当てて解放し、潜在意識に隠れていた感情を呼び起こせば、いい結果が得られるのです
(『人生を変える一番シンプルな方法』ヘイル・ドゥオスキン著)

文鮮明先生は、
堕落観念に徹せよ
と言われたことがあります。

これはもちろん、「堕落性に徹して生きよ」という意味ではないでしょう。

私なりに解釈すれば、
自分の堕落性を受け入れよ
ということです。

ドゥオスキン氏の表現を使えば、
影の中に隠れている堕落性に意識の光を当てよ
ということです。

統一原理の堕落論は、「私の堕落性に光を当てる」ことであり、「影の中に隠れている悪魔に光を当てる」ことでもあると思います。

しかし、光を当てて、そこに留まるのではありません。
光を当てて、それをはっきりと意識し、受け入れた後は、それを「手放す」べきです。

手放すというのは、創造原理に戻ることです。
それが「堕落観念に徹せよ」という命題の究極的な目的ではないかと考えます。

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