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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

誰のために結婚するのか

2011/02/05
原理を学ぶ 0
文鮮明先生
結婚

20代から80代までの婦人たちが集まった場で、「結婚と家庭生活」というテーマの講演会を開きました。

大きなポイントは3つ。

① 何のために結婚するのか
② 誰のために結婚するのか
③ 男女の違いを踏まえた夫婦円満のコツ

その内、②の内容をここに抄録してみようと思います。

私たちは一体「誰のために結婚する」のでしょうか。
これは、結婚生活の幸不幸を大きく左右する、実に重大な問いです。

ここで、
私のために(私が幸せになるために)結婚する
と答えたとすれば、その瞬間、私の結婚生活における幸せの扉はぴしゃりと閉じてしまいます。

なぜでしょうか?

「私が幸せになる」ということは、相手(伴侶)に向かって、
「私を幸せにしてください」
と願うことです。

「私を理解してください」
「私の願いを叶えてください」
「私が願うようなあなたになってください」

などと、生涯、相手に要求し続けることになります。

しかし残念ながら、その願いは決して叶えられない願いです。

「君を生涯大切にして、幸せにする」
と言って求婚する男性もいるかも知れません。
しかし、これはそのままでは実行不可能な約束と言わねばなりません。

一方が他方を専一に幸福にするということは、幸福という性質上、できないことだからです。

「誰のために結婚するか」という問いに対する正しい答えは、
相手のために結婚する
という、ややきれいごとの理想論にも聞こえそうな答えです。

ついでですから、もう少し理想的なことを言えば、お互いが「相手のために結婚する」という気持ちで結婚するのがベストです。

ここで文鮮明先生の言葉をご紹介しましょう。

結婚は、私のためではなく相手のためにするものです。結婚するとき、立派な人やきれいな人ばかり追い求めるのは間違った考えです。
人間は、人のために生きなければなりません。結婚するときも、その原則を忘れてはいけません。
(文鮮明先生自伝『平和を愛する世界人として』p228)

為に生きる
というのが宇宙の根本原則であるからには、人間はすべからずその原則に沿って生きるべきであり、結婚するときも決してその例外ではあり得ないというわけです。

ある意味で、結婚生活とは、相手のために生きることを通して自分の利己心(私のためという思い)を消滅させていくための人生修行の道であるとも言えると思います。

ここで参加者全員に、2つのことを書いてもらいました。

① 夫にしてあげて、夫が喜んでくれたことを3つ
② 夫にしてもらって、私が嬉しかったことを3つ

必ずしも3つに限定するものではありません。
皆様も、自分の結婚生活を振り返りながら、この3つを書き出して見てはいかがでしょうか。
自らの夫婦生活を自覚的に振り返る良いきっかけになると思います。

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