質問する人生
「人生とは、自分に質問を出して、それに答えていくプロセスである」
と考えることができると思います。
昨今は「脳科学」がもてはやされています。
その脳科学によると、人間の脳は、
「質問されることに喜びを感じる」
のだそうです。
何かを質問されると、奥深い潜在意識の中に分け入って、一生懸命に最善の答えを探し回るのです。
そこで、重要なことは、どのような質問をするか、です。
否定的な質問をすると、否定的な答えを探してきます。
肯定的な質問をすると、肯定的な答えを探してきます。
世間によくある「プラス思考」は、お金がほしければ、
「私は金持ちだ、私は金持ちだ」
と自分に言い聞かせなさい、と教えます。
しかし、多くの人はそうしながらも、心の奥のほうで、
「こんなことをいくら言っても、私は簡単に金持ちにはなれないだろうな」
と思っているのです。
すると、引き寄せの法則によって、本音に相対する現実が引き寄せられてくる。
これは方法論がちょっとまずいようです。
もっといいのは、
「私はどうしてこんなにお金に恵まれているのだろう」
と、自分自身に質問することなのです。
質問すると、私たちの脳はそれに対する答えを必死に探し始めるのです。
「どうして恵まれているのか」
と、肯定的な質問をすると、必ず肯定的な答えを探すのです。
従って、私たちが良く生きようとすれば、
「良い質問、肯定的な質問」
をすることです。
その意味で、最も素晴らしい質問をして人生を出発された方が、文鮮明先生ではないかと思います。
文先生は、15歳のときにイエス様と霊的な出会いをなされてから、毎日、次の3つの質問を祈りの中で繰り返されたそうです。
「神様、あなたは本当におられますか?」
「神様、あなたには望みがありますか?」
「神様、あなたの望みを成就するのに、私が必要ですか?」
このように質問しながら、文先生は奥深い宇宙の真理を探し出していかれたのです。
人生は、無理やりに肯定的な生き方を自分に言い聞かせることではなく、
肯定的な質問をして、肯定的な答えを発見していくことである。
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