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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

共感的に聞くメリット

2010/07/26
新規講座 0
親子会話

新規講演会で「円満な人間関係」について話すとき、「共感的な聞き方」の重要性を強調することがあります。
どんな人間関係でも基本的には同じですが、分かりやすいシチュエーションとして、親子関係を例にします。

親は経験的にも知識的にも子どもよりも優位に立つので、無意識のうちにも上から対するようになりがちです。
ここで親が(自分では良かれと思って)やりがちなのが、

① 質問
② 指示
③ コメント

などです。

しかし、親の質問は往々にして子どもにとって苦痛になることがあります。
質問やコメントは、本当に心から子どもを理解しようという思いからではなく、親自身の自己満足のために行うことが少なくないという気がします。

ある調査では、子どもの7~8割は親から理解されていないと感じているとも言うほどです。
そしておそらくは、親のほうも自分が思っているほどには子どもを理解できていないでしょう。

そこで、「共感的な聞き方」が力を発揮します。

この聞き方の基本には、相手を理解しようとする態度が必要です。
心構えとしては、

① 親は子どもの話にすぐコメントや指示をしたくなる気持ちを抑える
② 子どもから相談したくなるような親になる

この心構えを持って、子どもと実際に向き合ってみましょう。
実際のコミュニケーションにおいて、以下の4つを実践してみます。

① じっと耳を傾ける
意識して沈黙を守ります。
じっと聞いてあげるのは、それだけで素晴らしい愛情の表現なのです。

② 相づちを打つ
「そうなんだ!」「まあ!」「ふーん・・」「なるほど!」・・・
バリエーションは相当あります。
これらを、良いタイミングを見計らって発するだけで、子どもは自分の話を聞いてもらっていると実感します。

③ 子どもの言葉を繰り返す
子どもが辛かった体験を話していたら、「そういうことが辛かったんだね」と繰り返すのです。
ただし、全く同じ言葉を繰り返すのではなく、自分なりに子どもの話をまとめたり、少しアレンジしたりして繰り返すのがコツです。

④ 聞き出す
話の方向を変えるような強い質問ではありません。
「その点について、もう少し詳しく聞きたいな」というように。

以上を見て分かることは、

① とにかく聞く姿勢に徹する
② 自分の意見を安易に言わず、問題解決の責任を子どもに残しておく

こういうコミュニケーションを心がけると、親子の会話が深まり、従って、相互理解も深まります。

次回は、具体的な親子の対話を追いながら、「共感的な聞き方」の実際を見ていこうと思います。

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