FC2ブログ
まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

幸福も不幸も神様からいただく

2010/07/25
新規講座 0
聖書
ヨブ記

昨日「感謝」について講演した講演会の続きです。

一口に感謝と言っても一様ではなく、分類してみると3段階になります。

① 初級:願ったもの、欲しいものが手に入ったときに感謝する
誕生日にプレゼントを貰ったとき
宝くじや懸賞に当たったとき

② 中級:当たり前だと思っていることに感謝する
毎日空気が無償で供給されていること
300以上に及ぶ体のパーツが正常に動いてくれていること

③ 上級:起こってほしくなかったことに感謝する
思いがけない病気にかかる
家族が不幸に見舞われる

このように見ると、上級はあらゆる出来事に対して感謝するレベルです。
人生の理不尽を克服できる心が必要になります。

私が昔九州で担当した教会に、熱心な信仰を持った婦人がいました。
幼い子どもが3人はいたでしょうか。
その子どもたちを連れて、他の信者の家をよく訪問し、世話もしていました。

その後私はその教会から異動になり、数年後、風の便りに、その婦人の家から出火し、全焼して家を失ったという話を耳にしました。
あれほど熱心で誠実な信仰を持った人だったのにどうしてだろう、と思うと同時に、そんなことになって信仰を失ってはいないだろうかと心配していたのです。

それからさらに数年。
ある大会の折に、会場でその婦人と偶然に再会する機会がありました。
火事のお見舞いをしたあとで、「どうしていますか?」と尋ねると、その婦人からは意外な答えが返ってきたのです。

「私の火の不始末から火事になって、私の家は全焼したのですが、幸いなことに隣の家には延焼しないで済んだのです。夫も私を責める言葉を一言も言わず、かばってくれました」

「家の中のものがほとんど燃えてしまって、思い出が消えてしまったようです。でも、昔からのものが全部燃えてなくなることで、過去から背負ってきたものも一緒になくなったような感じで、気持ちがとても軽くなり生まれ変わったような気持ちなんです」

私が見ると、昔よりももっと溌剌としているように感じられました。
彼女の言葉は決して強がりでも、口先だけでもないと信じることのできる姿でした。

これが本当の感謝の信仰だな
と私は心から感心したものです。

旧約聖書の「ヨブ記」の中で、ヨブはサタンの試練で財産を失い、家族を失い、我慢できない皮膚病に侵されながら、「神を呪って死にましょう」と訴える妻に向かって言います。

私たちは、神から幸福もいただいたのだから、不幸もいただこうではないか

これは人生の理不尽に出会って、ぎりぎりの苦悩の中から出てきた並々ならぬ言葉です。
私たちもそれぞれ例外なく、上級の感謝レベルを目指す人生を歩む運命だろうと思います。

よろしければ1クリック!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村

【お勧め記事】
ガンで死にたい
人生最後の宝
関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

There are no comments yet.