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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

これからは、間違ひなくこの方向だな

2020/02/15
生活日記 0
hirakawa

娘のおごりで山の中のイタリアンレストランに連れて行つてもらつた後、娘からは
「お父さん、しばらくはゆつくりしなさいよ」
と言はれたのですが、少しゆつくりしながらも、動き回つてゐます。

第2の人生の出発だと思つてゐるので、新しく生まれ出るためにこれまでの古いものを残すものと捨てるものに仕分けしようと、連日結構忙しいのです。

まづ、家の中で一番滞在時間の長い台所のリニューアルが手始め。
それが終はれば、家庭祭壇のある洋間。
次は、おばあちゃんが長年寝起きしていた二階の寝室。
そして、この4月から娘が使ふ予定になつてゐる奥の6畳間。

家の中が終はつたら、家周りのゴミの片付け。
裏の畑の草刈り。
さらには、少し離れた果樹の畑の草刈り。
この頃にはもう少し暖かくなつてゐるでせう。

さて一方、ブログタイトルにはまだ「講義日記」といふ言葉を残してゐるものの、今となつては講義をする機会は、当面ありさうにない。
しかし昔作つたパワーポイントの講義案を開いて改善の余地を探求したり、新しい講義案を思案したりしてゐます。

パワーポイント(PPT)もバージョンが上がるとともに使ひやすくなり、新しい機能も追加されたりしてゐます。
しかし、家庭連合で共有されてゐるPPTの講義案でそれらの機能を十分使ひこなしてゐると思へるものは、私自身のものも含めて、あまり多くない印象です。

家庭連合には文先生のみ言葉を筆頭に「言葉」といふ形の財産が実に豊富なので、それを伝へようとすれば勢ひ「文字」主体の講義案になる。

伝へるはうは
「こんな素晴らしいみ言葉は端から端まで伝へる価値がある」
と考へるのですが、聞くはうはとても消化しきれない。

聞く人を中心に考へれば、
「いかに集中して聞け、頭に入り、納得できるか」
をよく考慮して作成する工夫が必要ではないかと思へます。

今回時間をかけてネットからもチュートリアル動画を探して勉強してみると、最新のPPTは相当使へるツールになつてゐます。

用意されてゐるテンプレートなどは相変はらずダサいものが多いとしても、工夫して自作すると(手間はかかりますが)
「これが本当にPPTで作つたものか」
と思へるほど見栄えのするデザインや動きを作れることが分かります。

先日久しぶりにつけたテレビでNHKの「あさイチ」に広島県の教育長、平川理恵さんが出演しておられたのを興味深く拝見しました。

大学卒業後リクルートに就職した平川さんは教員免許も持つてゐないのに、教育への関心と実行力と実績を買われて現職に招かれたやうです。

平川さんが特に目を向けるのは、
「多様性を許容することによつて一人一人の個性と才能を引き出す」
といふことだと見受けました。

同一年齢の子どもたちが40人前後一つの教室に整然と並んで一人の先生の講義を受けるといふ従来の教育システムでは、どうしても落ちこぼれたりはみ出したりする子どもが出てくる。
さういふ子どもは必ずしも能力が低いのでも勉強が嫌ひなのでもない。
ただ、従来のシステムに合はないだけだ。

それで複数学年の子どもたちを一緒に並べて授業をする。
上級生が下級生に教へたり、正解のない問題を一緒に考へたりする。
図書館も机と椅子だけのレイアウトをやめて、ソファを置き、カーペットを敷いて、「来てみたい、くつろげる」雰囲気を作つてみる。

そんな工夫がいろいろ出てきて、聞いてゐてとても面白い。

「これからは、間違ひなくこの方向だな」
と感じました。

私の第2の人生もこの方向で行きたいと思ふのです。

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