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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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3Hしないで人の話を聞く

20191123

youtuber鴨頭嘉人さん
の講演の中に
「人の話を聞く時は3つのHをなくして聞く」
といふ話があります。

3つのHとは、

① 批判(Hihan)
② 評価(Hyouka)
③ 否定(Hitei)

この3つを持ちながら人の話を聞くと、その人の話はほとんど自分に入らない。
批判と否定は相手が間違つてゐるといふ主張だし、評価は自分が正しく相手の考へはそれにどれだけ近いかといふ品定めです。

大体、人にはそれぞれ自分独自の考へがあつて、しかもそれが正しいと思つてゐます。
なぜかと言ふと、その考へしか頭に浮かばないからです。

幼くて分別がなく知識も乏しければ、そのレベルまでの考へしか浮かばない。
また、人はそれぞれ関心の方向が違ふし、持つてゐる価値観も違ふ。

普通につき合へば話は通じるので、大体同じやうなことを考へながら生きてゐるのだらうと思ひ込んでゐますが、本当のところ各自は全く違ふ世界に生きてゐると言つても過言ではない。

例えば2人で映画を観に行く。

観終えて、私は
「期待したほどじやない。イマイチだつたな」
と思ふのに、相手は
「すごく面白かつた」
と喜んでゐる。

さういふときに、その相手の話を3Hしないで聞いてみる。
相手の話を批判しない、自分なりに評価しない、否定もしない。
そのやうに聞いてみて初めて、「気づき」が生まれ得ます。

「このやうな見方、感じ方もあるのか」
といふだけでなく、
「私にはなぜこのやうな見方、感じ方ができなかつたのか」
といふ自問も生じます。

すると、自分の中で何かブロックしてゐたものがあるのではないか。
自分の中に何かの歪みや拘りがあるのではないか。

例へばかういふことへの閃きが来るかも知れません。

しかし3Hしないで人の話を聞くといふのは、相当難しいことです。
自分の中にブロックするもの、歪み、拘り、驕り、自己顕示欲、自己正当化、妬み、コンプレックス、さういふものが少しでもあれば、3Hが必ず出てきます。

3Hしない。
これは私にとつて最大の難題です。

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