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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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感謝する生活⑥「苦痛を与える人は、悪人ではなく恩人だった」

20180420 

感謝する生活シリーズの最後です。

さて、このようにお母さんが本当に自分の問題として息子のことをお祈りでき、かつ、呪いではなく悔い改めの祈祷ができたとすれば、その結果はどうなるでしょうか。
蕩減条件が立つ。
蕩減条件が立てば、何がどう変わるでしょうか。(これも何か、期待のような感じもしますが)

先ず、こういう変化が起こり得ます。
息子に対して、
「このように変わってほしい」
というお母さんの拘り(呪い)が低減する。

お母さんの拘りが減るとどうなるか。
お母さんの有形無形のプレッシャーが減るので、息子が自由になります。

「僕はあまり変わってないのに、最近お母さんはあまり気にしなくなったな」
と息子が思う。
このように息子が自由になるのは、いいことでしょうか?

ここから先は、理想的に必ずしもうまくいくかどうか分かりませんが、息子が自由になれば、自らお酒を卒業する。
息子はお酒が飲みたかったわけではないのですね。
何か清算すべき内容があったので、お母さんと一緒にもがいていた。

お母さんの拘りが減って来ると、
「もうこんなところに捕らわれている必要はじゃないか」
と悟って、息子はお酒を卒業する。

現実はそう簡単に行かないでしょう。
外的にはもちろん、専門のコンサルタントに相談するとか、親子の話し合いとか、いろいろな努力が必要かも知れません。
しかし、最初に内的な蕩減条件を立てる作業プロセスを経ないままで、ただ外的な対処に走るのは片手落ちではないかと思うのです。

結局、息子はお母さんにとってどんな人だったかというと、お母さんの蕩減内容を教えてくれた人なのです。
息子が問題を持ったせいで、お母さんは自分にこういう罪があるということを自覚できた。
その意味で、息子は決して悪人ではなく、むしろ「恩人」なのです。
だから、有り難い。

私に苦痛を与える人は、結局私にとって恩人なので、「甘受」するということになるのです。
常識とは真反対ですね。

今はお母さんと息子の関係で考えたのですが、それ以外ほとんどすべての人間関係で同じ原理が働いていると言えます。
つまり、誰か私に苦痛を与える人がいるなら、その人の背後には神様から送られた悪霊人がいると考え、蕩減条件を立てるにはどう対処すればいいかと考える。

最後、復活論に帰ってまとめてみましょう。

お母さんは苦痛を甘受出来たら、どうなるか。
まず、お母さんに蕩減条件が立ちます。
蕩減条件が立てば、お母さんと地上の悪人(この場合は息子)と彼の背後に働いた悪霊人の三者が一緒に揃って新しい恩恵圏に移ることができる。
つまり、お母さんが蕩減条件を立てれば、息子と悪霊人までもがともに復活する。
そうすれば、息子がお酒におぼれてしまったということも、結果的には良いことだったということになり得るわけです。

もしも悪霊人が直接お母さんに働き、お母さんが蕩減条件を立てたとしても、その場合は2人しか復活できない。
しかし悪霊人が他の地上人を通して働いた場合は、うまくすると3人が一緒に復活できる。
復帰摂理としては、そのほうがいいとも言えます。

いずれにせよ、苦痛が来た時にそれをどう受け止めるか。
それが私たちの復帰の道を
「蕩減条件が立って恩恵を受けるか」
「苦痛が単なる苦痛で終わってしまうか」
2つに分けてしまうということです。

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* by sinjyu-ai
随分前の記事へのコメントですみません。
苦痛を自分の解決だと考えるということは納得出来ました。
ご存知だと思いますが、先日自分の子供を虐待死させた母親が話題になりました。
子供に「苦痛を自分の問題と考えろ」と言っても理解出来ないと思います。あのような陰惨な事件が無くなるためにも、我々が第三者の立場で祈るしかないですか?

コメント






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随分前の記事へのコメントですみません。
苦痛を自分の解決だと考えるということは納得出来ました。
ご存知だと思いますが、先日自分の子供を虐待死させた母親が話題になりました。
子供に「苦痛を自分の問題と考えろ」と言っても理解出来ないと思います。あのような陰惨な事件が無くなるためにも、我々が第三者の立場で祈るしかないですか?
2018-06-08 * sinjyu-ai [ 編集 ]