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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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感謝する生活②「地上の悪人は結構多い」

20180408 

感謝する生活①『偶然はあり得ない、と思います』
の続きです。

★★★  ★★★

さて、我々がいろいろな出来事に遭遇する背景には、神様がおられる。
その神様が我々の問題を誰を使って清算させようとなさるかというと、悪霊を使うことがある。
復活論の中で悪霊が地上人に働くのに、2つの方法がある、というのが出てきます。

一つ目の方法は、悪霊が私に直接働いて、私が清算すべき罪に対する蕩減条件を立てさせようとする。
悪霊が私のところに来て作用すると、私に苦痛が起こる。
例えば、病気に遭ったり、事故に遭ったり、すごくイヤな人に出会ったりする。
その苦痛を通して蕩減条件を立てさせようと、神様は考えておられるというのです。

ところで、もう一つ別の方法もある。
それは、悪霊が別の地上人に働き、その地上人が私に実体的に悪なる働きをする、という方法です。
例えば、私をぶすりと刺したり、お金の問題で苦しめたりする。
この苦痛を通して蕩減条件を立てるのです。

この2つの方法はプロセスこそ違え、神様の目的は一つ。
私に罪を清算させようということです。

清平では、主に一つ目の場合が説明されます。
今日の講義では、二つ目の場合に注目してみようと思います。

悪霊が誰かに働き、その人が私に苦痛を与える場合、彼の背後に悪霊がいるということを我々はふつう考えているでしょうか。

「 .......... 」

一般の人は考えないでしょうね。
原理を学んでみると、そのように考えますか?

私自身、長い間復活論を学びながら、こんなふうに思ってきたのです。

「『地上の悪人』と書いてあるのは、本当にひどい悪人だろう」

私に危害を与えに来るわけですから、よほど質の悪い、良心の乏しい人に違いない。
そういう人をイメージしていたのです。

ところが、よくよく考えてみると、
「地上の悪人」
というのは、我々が普通に考えているような「悪人」とは限らないのではないか。

ある時、そのことに気がつきました。

ここで言う「地上の悪人」とは基本的に、
私に苦痛を与える人
のことです。

私に苦痛を与えることによって、私が自分の罪を清算するというプロセスに関わってくる人なんです。
そういう人は、私の日常生活の中でどれくらいいるか。

私を殺そうとしたり、財布を取ろうという人は、滅多にいないでしょう。
しかし、私に苦痛を与える人は結構いる。
結構いるというより、ほとんどの人がそうかも知れない。

「私に苦痛を与えていた人(夫)は、もう霊界に行っていなくなりました」(笑い)

でも、今度は他の人がやって来て、苦痛を与えるかも知れない。

さて、一体どんな人が、今の私に苦痛を与えているでしょうか。
一つの例を考えてみましょう。

ここに、お父さん、お母さんと息子がいます。
家族ですね。

この3人がそれぞれ、
「私には苦痛がある」
と思っている。

お母さんにはどんな苦痛があるでしょうか。

「お父さんはどうして教会に行くのをあんなに嫌がるのかしら。もっと信仰的になって、素直に行ってくれればいいのに」
といつも思っている。
これが自分の苦痛だと思っている。

「夫はお祈りしないし、精誠も嫌いだし ....」(笑い)

それがお母さんの苦痛でしょ。
そうすると、お父さんはお母さんにとっては「地上の悪人」ですね?

(笑い)

「いえいえ、大切な人です」

そうですね。
ご主人ですから、いくら何でも、「悪人」と言ったら言い過ぎですね。
でも、「苦痛を与える人」には違いない。

ところが、お父さんはお父さんで、
「俺には苦痛がある。どうして妻は『教会に行きなさい』しか言わないのか。どうしてもっと優しい言葉を言ってくれないのか」
という苦痛を抱えている。

「口うるさい妻ですからね」(笑い)

そうしたら、やっぱりお母さんもお父さんにとっては「地上の悪人」ですね。

「私も悪人だ!」(笑い)

人間的に見たら、そんなに悪い人ではない。
でも、私にとって苦痛であるなら、その人はやはり「地上の悪人」ということになってしまうでしょう。

さらには、息子にも苦痛がある。
「どうしてうちのお父さんとお母さんは仲が悪くて、いつも喧嘩ばかりしているのか。そんな夫婦を見ながら育つ僕の身にもなってくれ」

すると、息子にとってはお父さんとお母さんが「地上の悪人」だということになります。

しかしこの家族の中に、本当の意味の「悪人」はいるかというと、いない。
そういう人はいないのですが、「苦痛を与える人」はいる。

地球の裏側にいる人は、私にとって「悪人」ではない。
むしろ、身近な家族の中に「悪人」がいるということになるのです。

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