永遠に残るもの
もうかれこれ1年余り、もしかしたら2年近く行っていなかった新規講演会。
講演会という形を控えていたのですが、今日久しぶりに新しい方を迎えて、私が講師を務めました。
タイトルは、やや固い、
「幸福な人生の指針」
内容の多くはこのブログに書いてきたものを援用したのですが、それでも準備は容易ではない。
当日の朝になって最後の項を思いついて追加するという苦心もありました。
準備が大変だとは言え、こういう役回りをまかせてもらえるというのは、私にとってとても有り難いことです。
準備をしながら、私自身に多くの悟りが訪れるのを体験します。
講演会をやってみて、それが上手くいくかどうかの要因は大体、準備が5割。
2割が当日の私の精神状態。
そして残りの3割が、講演会の雰囲気といった感じでしょうか。
今日の講演会は、これら3つの要素がうまく揃った気がします。
特に3つ目の要素については、担当者がよく準備をしてくれましたし、参加された新規ゲストもよく心を開いて受講してくれました。
この雰囲気が良くないと、いくら準備をして臨んでも言葉がうまく出てこないことがあります。
もしかしたら、雰囲気は3割どころか、5割以上かも知れません。
講演は話をする講師が主体のようでありながら、実際には受講する人たちこそ重要です。
今日の講演が終わった後、受講者の何人かから、
「とても良かった。分かりやすくて、なるほどと思った」
という感想をもらいました。
しかしこれは、受講者自身が、
「良かったな」
と感じる受け止め方をしていることの結果だろうと思います。
講演会がうまくいくときは、受講者がこういう心の姿勢で臨んでいるのです。
講演内容は、前日の夜の時点で、ここまでしかできていませんでした。

「これでは、どうも結論が弱いなあ」
と思いながら、考えあぐねていました。
ところが今朝になって、顔を洗っているとき、最後に付け加えるべき1項がふいに浮かんだのです。
それが、これです。(内容は同じタイトルの記事を読んでみてください)

結果的には、これが受講者には最も印象に残るものになったようです。

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