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思考の中身を入れ替える

kitasendo
20180204

「思考の中身を入れ替える」
というタイトルで、久しぶりに礼拝の説教を担当しました。

1999年6月に初版が出された『人類の犯罪者ルーシェル』(李相軒著)の中で、霊界の著者、李博士はこう言っています。

「私たちが神様と真の御父母様の前に孝行する道は、私たちの思考の中からサタンが訪ねてくることのできる要素と要因を追放する運動に総力を傾けることです」

このアドバイスに基づいて、どうしたら我々の頭の中身を替えられるかと考えてみたのです。

李博士によれば、今我々の頭の中に充満しているのは、
「欲心、嫉妬、心配、過度の競争意識」
などです。

こういうものが詰まっていると、サタンが自由に訪ねてきて、我々を罪悪の世界に引き込もうとする。
だから、サタンを引き寄せるこういう要素を追放しなければならない。

どうしたら、追放できるのか。
さらには、これらを頭の中から追放できたとして、その後には何を入れたらいいのか。

真のお父様が、こう言っておられます。

宗教の本質は、感謝することです。サタンを防御するための一番重要で緊急な要件が何かといえば、「 感謝することだ」というのです。


また、真のお母様は、次のような憂慮を表明しておられます。

私たちの路程に不満や不平はあり得ません。今、二世は一世と同様に、信仰で最も基本となる「万事に感謝する生活」をしていないので、非常に心配です。聖書と原理で言及されているように、正常な信仰をもった人は、天にまず感謝するようになります。

このようなみ言葉を見ると、古い要素を追放した後に入れるべきものは「感謝」だと思われます。
そうすれば、サタンを防御することができる。

しかし、お母様が今の我々を見れば、これができていない。
それがとても心配だというのです。

お母様の言われる「感謝」は並みの感謝ではありません。
「万事に感謝」
です。

物事を選り分けて感謝するのなら、大抵の人にもできます。
しかし「万事に感謝」となると、これは格段に難しい。
この格段に難しいことが、信仰の世界では「正常」なのです。

これができれば、確かにサタンを防御することも可能かも知れません。
しかし、どうすれば頭の中身を「万事に感謝」に入れ替えることができるのか。

明確で素晴らしい回答は、今日の説教にはありません。
わずかに、李博士のアドバイスを一つだけ紹介しました。

毎日、自分の生活を振り返り、〇△☓で採点する。
それを続けて1年の最後に、もし☓が70%以上なら、自分の生活は再出発しなければならない。

自分の生活を自己採点し、評価する。
それもよい方法かもしれない。
しかし、採点の仕方がやや漠然としています。

何かもう少し良い方法があるでしょうか。

私も毎日、10個以上、感謝できることを書き出しています。
良いことだけではありません。
厭なこと、困ったことも10個の中に含めます。
なぜかというと、「万事に感謝」しなければならないからです。

厭なこと、困ったことにも、せめて1日の最後には「感謝」の符牒をつけて送り出す。

(因みに、李博士のこの本の最後の記事が書かれた日、1999年3月21日にサタンが謝罪文を出したことになっています。その日から、もはやサタンそのものはいなくなったとも思われます)

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Admin:kitasendo