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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

家庭のビジョン盟誓を作る

2017/08/08
原理を学ぶ 0
20170807 

毎年8月の初めごろには、成和部の二世とその父母とが一緒に参加するサマーキャンプを開催するのが恒例でしたが、今年はスケジュールの調整が難しく、違う形でのセミナーを企画しました。
キャンプのような泊まり込みではなく、1日切りの日帰り。
親子での参加を基本とし、内容も家族ごとに共同作業をするというものです。

共同作業で作り上げるのは、
家庭のビジョン

「このような家庭を作りたい」
という家族合意の願いです。

セミナーは隣の教会との共同開催で、講義も進行もほとんど相手教会の若い教育部長がやってくれたお蔭で、私は40分ほど父母たちに講義した以外は、親の立場で楽しませてもらいました。
もっとも、私の子どもはすでに青年なので、今回父母が参加できない2つの家庭の二世たちをまとめて、お父さん代わりを演じたのです。

有り難いことに、娘たちが4人もできました。
上は高校3年生、下は中学1年生です。
実の娘も1人育ててはきましたが、急に4人も持ってみると、
「娘というのは可愛くて、いいものだなあ」
と改めて思います。

1日だけの親子。
実の娘ではないので、却って話しやすいということがあります。

講義を通してやり方の指導を受け、みんなで「家庭のビジョン」を作り始めます。

まずは、ポストイットに
「こんな家庭になりたい」
という願望、イメージを簡単な言葉で書き出し、それをどんどんと紙に貼っていきます。

せっせと書くと、あっという間に100枚ほどになる。
それを次に、似た内容同士でまとめていきます。
娘たちがどんどんやってくれます。
結果、100枚が大きく5つのグループに分類されたので、そのグループごとに内容を要約した短い文章を作る。
そこでは私も少し口を出します。

我が家のビジョンには、娘の1人が、
「ビジョン盟誓」
という面白いタイトルを考えてくれました。

参加したすべての家庭が独自のビジョンをまとめると、最後には1家庭ごとに、それを前に出て発表する。
面白いほどに、家庭によって特徴が出ます。
「訓読」や「祈祷」などを強調する家庭もあれば、我が家のように家族同士の関係に重点を置く家庭もあります。

いずれにせよ、これは親が一方的に決めたものでも、教会が一律に通達したものでもない。
嫌々ながらの子どもでも、自分も参加して決めたものには違いない。
他人ごとではないから、意識せざるを得ない。
そこがいいところです。

数か月後に2回目のセミナーを開き、このビジョンがどれほど実を結んだかを証しし合おうという約束で、今回の1回目を締めくくりました。

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