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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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「これがよいのだ」

20170717 

明治から昭和にかけて生きた社会教育者、丸山敏雄の伝記に載っている話です。


10人に近いある大家族の実話。
ある事情から家屋敷を他人に譲って、その10分の1にも足らない手狭な家に移るしかないことになった。
さすがの豪放な主人も、明朗な夫人も、快活な家人たちも、全く悲しみに閉ざされた。

幾日かの悶えの後、ふとしたことから、
これがよいのだ
という思いが主人に湧いた。

彼が一家の者たちを集めてこれを語ったところ、皆よく納得して、これから先々、
「・・・がよい」
ということを、家の標語にしようと約束した。

それからである。
「お米がない」
とお母さんが言い出すと、
「がよいのですよ」
と娘が言う。

「部屋が窮屈で困るね」
とでも、ついうっかり主人が言い出すと、
「がよいんでしょう」
と幼い息子が言う。

去る年の二度の大患の後、主人のおなかには、いまだに胆石の塊が残っていた。
いつとはなしに思い出してさすりながら、
「まだ固まりが取れない」
と独り言のように言う。

すると、そばにいた奥さんが、
「がよいのでございましょう」
と言う。

「そうだった」
と言って、主人は「ハハハ!」と笑い出す。
いつの間にか固まりが取れてしまった。

こうして、一家は、日に日に明るくなった。
家の中の細かいこと、朝夕のこと、食物のこと、来客のこと、そして、いろいろの外のことまで皆、順調にすらすらと運んでいった。

「百難に効果てきめんの『がよい』の標語を、私の一家で独占するのは、もったいないようです」
とにこにこしながら夫人は丸山に語った。


丸山の思想は後に上廣哲彦に影響を与え、実践倫理宏正会へと発展していきます。

主人が一体どういう心境の中で
「これがよい」
という悟りを得たのか。
つぶさには分かりませんが、自分の外に解決策を探そうとしないところを見ると、天が与えたものでしょう。

多くのみ言葉は必要ない。
端的な一言があり、それを日夜唱え実践するに過ぎるものはない。

我が家にはそのように家族で共有する標語がないのですが、何がよかろうか。
思案してみます。
「これがよい」
でもいいのですが、真の父母の教えを探してみると。

三四為道、愛王為道
という言葉の中に、原理のすべてが入っていると、文鮮明先生が話されたことがあると聞きました。

「三は三対象目的・三大王権、四は四位基台完成・四大心情圏、家庭で成す完成圏を成す為の道は、愛を完成させる愛の王となる、愛を完成させる道は三対象目的と四位基台を完成することである」
という説明です。

素晴らしく思えますが、ちょっと難しいですね。
何と読みますか。
「さんし いどう、あいおう いどう」
でいいでしょうか。

私は、
ありがとうございます、愛しています
もいいと思います。

これは韓鶴子お母様が、
「この2つの言葉が分かれば、原理のすべてが分かる」
と言われた言葉です。

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