fc2ブログ
まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

「火星人」VS「金星人」

2017/05/13
信仰で生きる 0
20170513

「火星人」と「金星人」の違いについての講義をしました。

参考にしたのは、昨年8月にブログの記事「妻が夫に『イエス』と言わせる方法」で紹介した『ベスト・パートナーになるために』(ジョン・グレイ著)。

グレイ博士によれば、男は火星人、女は金星人なのです。
基本的な構造はよく似ているので、どちらも地球の生まれだと思い込んでいるが、実は、元々の出身が全く違う。
それで、
「相手のことは分かっている」
というつもりになっていても、実は相当な誤解を双方がしている可能性がある。
それが男女のトラブルの原因になっている、というのがグレイ博士の見立てなのです。

今日の講義では、ポイントをいくつかに絞りました。

① 火星人(男性)の性質と思考
② 火星人の愛情と、それに対する金星人(女性)の不満
③ 金星人の性質と思考
④ 金星人の愛情と、それに対する火星人の不満
⑤ 火星人の問題点、金星人の問題点
⑥ 火星人の失敗例、金星人の失敗例

これらの内容は、グレイ博士に限らず、他の人たちも指摘しているものと、基本的には同じです。
男性は「能力」に重きを置き、目的重視型である。
それに対して、女性は「感情」に重きを置き、関係性重視型である。

問題は、なぜ火星人と金星人とはそのように違うのか、ということです。

講義の初めに、原理の観点を確認しました。
創造原理の中に、このようにあります。

男子は愛の主体であり、女子は美の対象である

これが、二性性相的原理の根幹です。
ただし、それに続いて、このようにも言っています。

主体と対象が互いに回転して一体となれば、主体も対象の立場に、対象も主体の立場に立つことができる

これを見ると、男女の関係は男が主体で女が対象という固定的な関係ではなく、時と場合によって自由に入れ替わることができるものだと考えられます。
しかし、根本関係は「男が主体、女が対象」。
これは揺るがない、というところが重要です。

現実には女性から見て頼りなさそうな男性であっても、その根底には主体の性質が潜んでいる。
それを無視して対すれば、良い関係が作れないと思われます。

この世の中は、主体である男性に対する対象たる女性たちの「不満」に覆われている。
男性にも女性に対する不満はあるものの、男性に対する女性の不満は、おそらくその何倍にもなるような気がする。
この女性たちの不満が軽減されていけば、この世の中は相当平安になるのではないか。
そのようにコメントを付け加えたところ、女性の受講者からかなりの同意が示されたので、間違いなかろうと思います。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

There are no comments yet.