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肯定心理学登場の必然

kitasendo
カウンセリング

最近、米国ハーバード大学で最も人気のあるクラスは、政治学でも経済学でもなく、ここ十年ほどの間に登場した肯定心理学と呼ばれる新しい心理学だそうです。

現代の心理学は19世紀の後半頃から始まったもので、これまで大きく二つの流れがありました。
一つは、ドイツのブントから始まったとされる「実験心理学」。
もう一つが、フロイトやユングなどが土台を作った「臨床心理学」です。


特に臨床心理学は、非正常と思われる人の精神を診察し、それを治療する目的で発達してきました。
ところが、この心理学が治療しようとすればするほど、精神的な病理は減少するどころか、むしろ逆に増えてきたのです。
例えば、今の日本では12歳以上の8人に1人は鬱病、あるいは潜在的にその傾向があるともいわれます。

そこで登場してきたのが、第三の心理学とでも言うべき肯定心理学です。
これは従来の臨床心理学がもつ限界をよく検証した上で、正反対とも言える着眼点を提供します。
そこに人気の理由もあるようです。

肯定心理学の視点はこうです。
従来の臨床心理学が、精神的な病理を治療しようという意図とは裏腹に、かえってその病理を蔓延させてしまった最大の理由は、それが「病理」に焦点を当てたからに他ならない。
そこで、肯定心理学はその名の通り、病理という否定的な面をあえて見ず、健康になり得る心のあり方や生活習慣を提案、指導しようとします。
意識の焦点を「病理」から「健康」に移したわけです。
言われてみれば、コロンブスの卵のような話です。

これはなかなか示唆に富んだ観点だと思います。

赤いりんごを思い浮かべないでください
と言われて、頭の中を空白にできる人はいないでしょう。
このように言われれば言われるほど、人は避けようもなく「赤いりんご」を思い浮かべるしかありません。

これと同様に、
「あなたのここが異常ですから、何とかして治しましょう」
と言われれば、患者の意識は却ってその異常に集中し、そこから離れることができなくなるのです。
「病気を治そう」という対応は「病気である自分」のイメージを却って固定し、そのイメージ通りの自分を創り出すのが、人間の心の不思議な力だということです。

統一原理には、
① 創造原理
② 堕落論
③ 復帰原理
という3本柱があります。


比喩的に言えば、創造原理は人間の健康状態を描写し、堕落論はその健康を失った原因、経緯、病状を掘り下げます。

さらに復帰原理は、病気治療の処方箋を提示します。

これまで統一原理を講義するとき、どうしても堕落論を強調する傾向がありました。
今のあなたは病気だということを自覚させないと、病気を治そうという気持ちが出てこないと考えたからです。

しかしこれは、臨床心理学が病理に意識を集中することによって、かえって病気を増やしてきた、その轍を踏むことになりはしないか。
あなたは罪を犯した堕落の子孫だから、その罪を清算しない限り、本来の姿に戻ることはできません
というのは、間違いではありません。

しかしもっと良いのは、
あなたは本来、このような姿でありうるのだから、そのようになるよう、これこれこういう努力をしていきましょう
と、希望に集中することではないだろうか。

肯定心理学を知って以来、私はそのように考えるようになってきました。

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肯定心理学と創造原理

<肯定心理学を知って以来、私はそのように考えるようになってきました。>

ということは

① 創造原理 に希望を持ち
これを撤底的に考え、研究をされるということですね!


私も大半以上(99%以上)はそこに力をいれています!!


教育部長さんはどれぐらい毎日の生活で力をいれられていますか?





⑭【創造性】とその【相続】について-01(43)
http://blogs.yahoo.co.jp/ad555552003/MYBLOG/yblog.html?m=l&p=11




2010年12月08日 (Wed) 18:19
教育部長

Re: 肯定心理学と創造原理

今は、朝起きたとき、「ありがとうございます」を繰り返し唱えることから1日を始めます。
呼吸していること、体が動くこと、先祖の方々が守ってくださっていること、子どもたちが元気であること・・・
そこから心を前向きにしていくことが創造原理に適うことではないかと思っています。
仕事への姿勢、人間関係など、さまざまな面で創造原理はあるでしょうね。

2010年12月08日 (Wed) 20:22
-

承認待ちコメント

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2010年12月23日 (Thu) 07:38
kitasendo
Admin:kitasendo