一世と二世の心情がいかに近づくか
思いがけず、ブログの読者の方からコーチングの冊子を送っていただきました。
タイトルは、
「食口(シック)のためのNLPコーチング」
(NLP成約コーチング)
という副題がついています。
そのタイトルから分かる通り、教会員によるコーチングの取り組みであり、そのアプローチは統一原理の基本概念に基づいているのが特徴です。
実践者の体験談、感想なども掲載されています。
私が今年の年頭に決めた目標が、
「今年の前半にコーチングを習得し、後半には実践する」
というものでした。
その目標はほとんど達成されていないのですが、天の励ましかとも思い、印象深かった点を記してみます。
★★★
コーチの感想の中に、次のようなものがあります。
「NLP成約コーチングセミナーで感じた心情世界と二世の心情世界は、よく似ている」
これはどういうことでしょうか。
私もこれまで「後天時代の親学②」の中で触れたことですが、一世と二世には対照的な特徴があります。
大雑把に言って、
「一世は、原理的に意義深いことが価値あることであり、たとえ楽しくなくても、原理的に意義深ければ価値があると考える」
という傾向性があります。
これは、一世の殆どが「原理」を学び、それを「真理」として受け入れることによって、理想と本性の復帰を求めて信仰の道を出発したことによります。
しかもその時代は、先天の蕩減時代。
穴埋めをしながら、マイナスからゼロに戻ろうとする時代でした。
それに対して、
「二世は、楽しいこと、嬉しいこと、心が幸せになることが価値あることと考える」
という傾向が強くなるのです。
時代は未だ過渡期とはいえ、一世に比べて本性がより強く発現するのが二世でしょう。
先天の蕩減時代に絡まれながら、本来の心に従って生きたいという葛藤を避けることができないのが二世の実態かも知れません。
先天時代を生きてきた一世が成約コーチングを実践してみると、その心情が二世のそれに近づいていく。
これは良いことだと、私は思います。
一世が二世のようになることと、二世が一世のようになることのどちらが好ましいかと言えば、前者のほうであるのは論をまたないでしょう。
この問題は、「後天時代の親学」の核心に直結します。
祝福家庭の親子はどのようにしたらより深く理解し合えるか。
親と子、お互いの心情が似ていくこと、近づいていくことが必要ですが、親が子どもに、
「お前が親に似ろ」
と言えば、希望がありません。
ここはどうしても、親が子どもに似るべきでしょう。
そうするにおいて、コーチングはとても効果的である。
これは、私にとって、思いがけない、新鮮な発見のように感じられたのです。
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