津和野で歩くヴィア・ドロローサ
ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)というのは、イエス様が死刑の判決を受け、茨の冠をかぶせられ、自ら十字架を背負って歩かれた道のことです。
その道の出発点はローマ総督ピラトの官邸、終着点はゴルゴダの丘です。
ゴルゴダとは「しゃれこうべ」の意。
イエス様が磔刑(はりつけの刑)で処刑されたその場所です。
ゴルゴダの丘とされる場所には、現在、聖墳墓教会があります。
この道を模したものが、島根県の津和野にあります。
今日の野外礼拝で、私は初めてその道を歩いてみました。
イスラエルのその道はどうなっているのか、歩いたことがありませんが、津和野、乙女峠のその道は山道です。
おそらく実際の道に模して、その道のりは約1キロ。
ゴルゴダも丘ですから、イエス様が十字架を背負って登られたであろうその坂道を疑似体験するような道です。
自らが磔(はりつけ)にされる木の十字架を担いで登る坂道がどれほど大変であっただろうかと思わされます。
何も担いでいなくても息の切れる坂道です。
1キロの道に沿って14のステーションが設置されているのも、イスラエルの道を模しています。

4番目のステーション「キリスト、母に会う」
聖書の記述によると、刑場に着くまでにイエス様は3度倒れたとあるので、3つのステーションにそのことが記されています。
そして、12番目のステーションが、
「イエス、十字架上で息を引き取る」
です。
教会長の解説を聞くと、磔刑で死んだ者に墓はない。
埋葬などせず、十字架上に放置するのです。
すると、肉食の鳥が降りてきて、死体を啄みます。
死体は次第に腐り、ボロボロとなってずり落ちる。
すると、地上に落ちた死体は肉を失い、最後には骨だけが残る。
それで、
「ゴルゴダ(しゃれこうべ)」
という名前がついたというのです。
乙女峠では36人のキリシタンが、過酷な拷問に屈せずに殉教しています。
その起源が、イエス様のヴィア・ドロローサです。
イエス様の道から約2000年。
36人殉教者の道から約145年。
現地は昨日の雨がきれいに上がり、今日はとても気持ちのよい五月晴れでした。

聖書の記述によると、刑場に着くまでにイエス様は3度倒れたとあるので、3つのステーションにそのことが記されています。
そして、12番目のステーションが、
「イエス、十字架上で息を引き取る」
です。
教会長の解説を聞くと、磔刑で死んだ者に墓はない。
埋葬などせず、十字架上に放置するのです。
すると、肉食の鳥が降りてきて、死体を啄みます。
死体は次第に腐り、ボロボロとなってずり落ちる。
すると、地上に落ちた死体は肉を失い、最後には骨だけが残る。
それで、
「ゴルゴダ(しゃれこうべ)」
という名前がついたというのです。
乙女峠では36人のキリシタンが、過酷な拷問に屈せずに殉教しています。
その起源が、イエス様のヴィア・ドロローサです。
イエス様の道から約2000年。
36人殉教者の道から約145年。
現地は昨日の雨がきれいに上がり、今日はとても気持ちのよい五月晴れでした。

最終14番目のステーション「イエス、埋葬される」。乙女峠の36人の殉教者の墓があります。
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