娘の神体験
数日前、チャート式講義の研修会から帰ってきた日の夜のことです。
子どもたちと留守の間にあったことを話していると、娘が、
「すごいことがあったんだよ」
と、少し興奮気味に言います。
「えっ? なんだ、なんだ?」
と興味を示して話を促すと、
「この前、どうしたらいいかとても困ったことがあって、お祈りしたのよ」
と言うのです。
ちょっと恥ずかしい話ですが、娘は普段あまりお祈りが好きな子ではありません。
夜、寝る前の神様への挨拶さえ、しばしば面倒くさがる娘です。
その娘が自分から祈るというのですから、よほど困ったことだったのでしょう。
困ったことの内容は言いません。
娘には言いにくいことなのでしょう。
普段の話から、私にはおおよそ想像はつきますが、敢えてその内容は私も詮索しません。
「お祈りしてから寝たので、夢でも見るかなと思っていたのに、夢は見なかったの。お祈りは聞かれなかったのかなあと思っていたら、お祈りの答えではないかと思えるようなことが、いくつも起こってきたの」
「どんなことが起こったんだ?」
と、私はますます興味津々となって尋ねます。
「テレビを見ていたら、答えを教えてくれているとしか思えないような番組があったり、とにかく、そんなことがいくつも続くのよ」
どんなお祈りをしたのかも言わないのですから、どんな番組だったのかも言うはずはありません。
しかし、娘の驚きは彼女の話しぶりから十分に伝わってきます。
「答えと思えることが2つ以上あったんだね。それは必ず、神様が答えて下さったのに違いないね」
「私もそう思う」
「いやあ、神様はすごいね。一生懸命に尋ねたら、神様は必ず真剣に答えてくださる方だね」
そんな会話をしながら、私は本当に神様に感謝しました。
それと同時に、困って自分ではどうしようもない状況になれば、神様に祈って答えを求めようとする心が、娘の中で確実に育っていたことを知って、心から嬉しい気がしたのです。
私は3日間の研修会で大きな恩恵を受けてきましたが、その間に子どもたちもそれなりに恩恵を受けていたようです。
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