二世とワーク「私は誰?」
先日の日曜日、二世礼拝で中高生たちと浄化精誠のワークを一つやってみました。
「『私は誰なのか』というテーマで50の自己紹介文を書いてみる」
というものです。
20分程度の時間を与えると、ほぼ全員が50個の自己紹介を書き上げました。
思ったよりも早い。
私から見ると、結構気軽に書いているようです。
その上で、第一の課題。
「今は通用するが、1年後2年後、あるいは生涯でいつかは変わる可能性のあるものにチェックを入れてください」
例えば、
「私は◯◯高校の2年生です」
「私はマンガ◯◯が好きです」
などといったものは、必ず変わる、あるいは可変的ですから、チェックを入れます。
すると、全員25%から35%程度にチェックが入りました。
続いて、第2の課題。
「『私は◯◯が嫌い』とか『私は◯◯ができない』など、否定語を使ったもの、自分の短所を表現したものがあれば、チェックしてください」
これをチェックしていくと、全員、第一のチェックと合わせて、半分以上にチェックが入ったようです。
ここで、2つの課題について、簡単に説明しました。
「今は自分を表現できるけど、その内通用しなくなる自己紹介は、自分の外面を描いていますね。『これが本当の私だ』とは言えないでしょう。『~~できない』という自己紹介が多ければ、自分を否定的に見る傾向があるということですね。自分にできることを見ないで、自分のできないことを見ています」
そう言った上で、第3の課題を出しました。
「時間がたっても変わりそうにないもの、さらには死んで霊界に行っても通用しそうな自己紹介があれば、チェックしてください」
子どもたちは少し思案し始めました。
「名前も変わらないよね? 霊界でも同じ名前だよね?」
「男だというのも変わらないだろうね? きっと」
「小説を書くのが好きだというのは、絶対変わらないと思う」
「僕は神の子だ、というのも絶対変わらないね」
いろいろな意見が出ました。
「時間がたっても変わらないもの、霊界でさえ変わらないと思えるものがあれば、それは多分、かなり自分の本質に近い自画像だと考えられるね。意欲のある人は、1週間でも2週間でもかけて、360の自己紹介を書いてみてください。何か予想もしない発見があるかも知れません。先生もやってみようと思います」
そう言うと、中学3年生の女の子が1人だけ、たくさんの用紙を取ってカバンに入れて帰りました。
次の礼拝が楽しみです。
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