fc2ブログ
まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

もう一度恋愛を始める、と思ってください

2014/11/11
愛で生きる 2
20141110 

ある離婚カウンセラーのブログを読んでいたら、離婚を阻止する心得がいろいろ書かれてあり、興味深く読みました。(「夫の浮気を解決するブログ」)
女性を対象としたカウンセリングです。

心得の中でも最も基本的なものが、次のようなことです。

もう一度恋愛を始める、と思ってください

例えば、あなたが勤めている会社に惹かれる男性がいるとします。
ところが、その男性にはすでにつき合っている女性がいるのです。
その男性の気持をこちらに惹きつけるには、どうするでしょうか。

会社で出会ったら、毎朝笑顔で、
「お早うございます」
と挨拶します。

「彼はどんなことをしてあげたら喜ぶのかな?」
と、四六時中、一生懸命に考えます。

2人きりで話す機会があったら、彼の言葉を一言一句聞き逃さないように、耳を傾けて聞くでしょうし、しっかり彼の目を見て、頷きながら聞くでしょう。

彼と会えない日が何日も続けば、会いたくて胸が痛くなるでしょう。

彼の欠点を見ないで、長所にばかり目が行くでしょう。

間違っても、
「あんな女とは付き合わないほうが、あなたのためよ」
などと忠告することはないはずです。

彼の話を疑ったり、責めたり否定したりしないでしょう。

ところが、結婚して夫の浮気が確からしいと分かったら、この「間違ったこと」を平気でする妻が多いというのです。

夫が浮気を始めたら、夫を挟んで三角関係になります。
しかも、妻に不利な三角関係です。
そんな状況でヘマをすれば、相手に彼を取られてしまうに決まっています。

このアドバイスを読みながら、2つのことを考えました。

一つ目は、夫婦の危機は「二度目の恋愛」に挑む時だということです。

一度目の恋愛は、さして難しくなかったのです。

お互いに相手への感情が高まっていますから、自然に相手を喜ばせることを考えるし、
「あの人なしでは生きていけない」
とまで思ったりします。

心の高まりのままにお互いの関係も深まりますから、「感情」を「愛」だと勘違いしたとしても、支障はありません。

ところが、一旦結婚してみると、相手はすでに「私のものだ」という思い込みをするようになります。

その相手が「浮気」をしようものなら、
「私のもの(所有物)が私に無断で浮気をするとは何事か!」
と、裏切られたような思いになって、腹が立つのです。

ここで、夫婦の関係を保とうとすれば、もう一度恋愛を始めなければならないのです。
しかし、二度目の恋愛は一度目の恋愛よりも、ずっと難しい。

難しいけれども、二度目の恋愛をうまく成就できれば、これは本当の「愛」に近づくかも知れません。

二つ目に考えたことは、離婚の危機とまではいかない夫婦であっても、いつも、
「もう一度、恋愛を始めよう」
という意識はあったらいいな
、ということです。

結婚して時が経つにつれて、お互いに「一緒にいること」が当たり前になります。

相手のことを、
「私のもの(所有物)だ」
とまでは思わないとしても、このまま相手が変わらずに「夫」であり「妻」であり続けることを疑わなくなります。

それで、いつの間にか、相手の話を一言一句聞き逃さないように耳を傾けて聞くことをしなくなり、笑顔で挨拶しなくなります。

「どうやったらこの人が喜んでくれるか、私に心が惹かれてくるか」
と真剣に考えなくなるのです。

そう考えると、
「もう一度、恋愛を始める」
ということは、どんな夫婦にとっても、とても価値のあるアドバイスだと感じられます。


よろしければ1クリック!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村

【おすすめ記事】
関連記事
スポンサーサイト



Comments 2

There are no comments yet.

とさち

納得

はじめまして。とさち申します。

「もう1度恋愛をはじめる」大切で、忘れてしまいがちなことですね。
恋愛自体を忘れてはいけないですね。

2014/11/12 (Wed) 21:17

教育部長

とさちさんへ

本当にそうですね。いつまでも恋愛をしているような高揚感を持ち続けるには相当な努力が必要です。

2014/11/12 (Wed) 21:48