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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

妻の祈りは何だろう?

2014/11/04
生活日記 0
20141104

1ヶ月以上前に見た夢を、今日、ふと思い出しました。

街を少し外れた静かなところに一軒家を借りて、妻と一緒に住むようになりました。
家から下って行くと、きれいな川が流れています。

私は新しい家の様子を親に知らせようとして、スマホのカメラで家の周辺を撮りながら家に入ってみると、部屋の中に妻がいないのです。
どこに行ったのだろうと思っていると、襖の中から妻の祈る声が聞こえてきました。

私は身のまわりの外的なことに目が向いているのに対して、妻は物ごとをきちんと整えるために密かに祈ってくれている。
そんなふうにも思える夢でした。

何を祈ってくれているのか、それは分かりません。
分からないのですが、私の生活はその祈りの力で何か変化してきているのだろうか。

良くなってきているように思えるところもあります。
と同時に、なかなか行動できず、遅々とした変化に留まっている部分も多くあります。

最近、一番変わってきたのは母かも知れません。

今年の2月に霊肉祝福を完了した後、書写を勧めると、母は思いのほか快くやり始めました。
若い頃しばらく書を習っていた母は筆を持つのが楽しいようで、私と一緒にみ言葉を書くのが今では毎日の欠かせない日課になっています。

先月からは、原理講論を2人で訓読し始めました。
母が赤色部分を読み、私が青色部分を読みます。
毎日、多くて3、4ページ。

それでも、私が20歳前に献身して以来ずっと反対してきたことが嘘のようです。

家族を連れて故郷に帰ってきて、十年あまり。

「霊界に行っても、これなら心から一緒にいられるなあ」
と、最近になってやっと思えるようになってきました。

しかし、高3の娘はなかなか一緒に書写をやろうとしないのです。
週に1回はやろうと言っているのですが、一緒にはやらず、一人でやっています。
原理講論の訓読にも、良い顔をしません。

それでも、先日、学校からの帰り、車の中でこんな話をしたことがあります。

「君も高校を出て大学に行けば、お父さんとおばあちゃんの2人暮らしになるなあ」

「大丈夫よ。休みのたびに戻ってくるから」

「それなら、あんまり遠くの大学に行かないほうがいいね。遠いと、帰るたびにお金がかかる」

「私が結婚してもね、お父さんを必ず呼んであげる。祝福の相手を決める時は『お父さんと一緒に暮らしてくれる人』を条件にするつもり」

今はあまり喜んで教会にも行かないくせに、よくこんなことを言ってくれるなあ、祝福はそんなに甘くないぞ、と思いながらも、うっかり涙が出そうになりました。(まあ、親バカ....)

私自身はどうでしょうか。

数日前、息子からLINEが来て、
「お父さん、今更ながらに山田洋次のよさを理解しました」
と言うのです。

「そうだろう。それがお父さんも言いたい。何を見たの?」
と返すと、
「たそがれ清兵衛と学校」
との返事。

たそがれ清兵衛は私も何度も見ましたが、学校は見たことがありません。
そこで昨日の祝日に、学校のⅠとⅢを借りてきて見ました。

「息子はこの映画のどこをすごいと思って見たんだろう?」
と想像しながら見ると、息子はもはや子どもではないなという感慨が湧いてきました。

この1ヶ月ほど、息子の浄化精誠をしていますが、私の中で息子との距離をもっと近くしたいと願っています。

妻の祈りは、こんな程度に留まるものではなかろうと思いますが。

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