fc2ブログ
まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

「神様を探そう」サマーキャンプ

2014/07/31
原理を学ぶ 1
セミナー1
自然と対話した後、祈祷する二世たち

毎年夏の恒例行事となった「親子サマーキャンプ」。

今年も昨日、今日と一泊二日で海水浴場に隣接したキャンプ村に30名あまりの父母と二世が集合しました。

今年初めて使うこのキャンプ場。
敷地は広すぎるほど広いのですが、30数名が集まれるような集会所がありません。
しかも、1人で小学1年から高校3年までの二世全員に通じる話をするのは至難の業です。

「2日目朝の勉強会をどうしようか」
と、だいぶ前から思案していたのですが、なかなか良いアイデアが浮かびませんでした。

それで3日ほど前のことですが、ふと、
「室内でダメなら野外でできる勉強にしよう」
と思ったのです。

その少し後、以前の「成和学生会報」をパラパラとめくっていると、真の万物の日記念の作文コンクールで優秀賞を取った「神様さがし」という文章が目に止まりました。

こんな内容です。

東北大震災に遭遇した後、妹が入院しました。

寂しく夕食をしていると、
「妹はもっと寂しいんだよ。だから頑張れ」
という声が心の奥から聞こえてきたのです。

また、夜遅くまで勉強しているとき、やはり寂しい気持ちで、ふと顔を上げると、真のご父母様のお写真がこちらを向いて微笑んでおられる気がしました。
心が温かくなりました。

家の周りの森の木ともこんなことがあります。

毎日、「行ってきます」「ただいま」と木々に挨拶を続けています。
そのうちに、私が通る度にやさしい風がふき、葉がキラキラしてきたような感じがして、木々にも心があることを知りました。

このような体験の背後には、いつも神様がおられることを感じたのです。

セミナー2
海と対話する二世たち

 
今朝6時半から始めた勉強会で、私はこの作文の内容をかいつまんで皆んなに話しました。
その後で、今回の勉強会についてこう説明したのです。

高校生の男子4人をチームリーダーにして、グループで行動します。
向こうの山でもいいし、こちらの海でも構いません。
木に話しかけてみてもいいし、海の波と対話をしてみてもいいです。

対話の時間は30分。
それが終わったらチームで集まって、リーダーを中心に発見した神様についてシェアリングをしてください。
それが15分。

4人のリーダーはその内容をまとめて、全体の前でプレゼンをしてください。
どんな発見が出てくるか、楽しみです。

そのように伝えて子どもたちを四方に送り出したものの、
「唐突な提案でもあり、わずか30分でどんなことを子どもたちが感じてくれるだろうか?」
という不安もありました。

さて、45分後。
チームごとのシェアリングを終えて集まってきた子どもたち。
中には悩み顔のリーダーもいました。

ところで、いよいよリーダーたちのプレゼンが始まると、なかなか面白い、個性的な対話体験がいくつも出てきたのです。

その中のいくつかをご紹介しましょう。

セミナー3
最後にチームリーダーたちがプレゼンする

● 海に「ありがとう」と言っても、(返事が)返ってこなかったから、30秒数えてもう一度「ありがとう」と言ったら、「どういたしまして」と返ってきたし、海が少し笑ったような気がしました。

● 2日間、この自然の中で過ごしてみて、改めて、自然をつくられた神様はすごいと思いました。海は本当はとうめいの塩水なのに、遠くから見るととても綺麗な青色です。とても不思議だなと思いました。夜になると、星がとても美しくて、一つ一つを神様がつくられたと考えると、すごく大変だなと思いました。

● 今回はいい環境をつくってくれて、優しい神様でした。

● 私はまず海に浮いている「浮き」に話しかけてみましたが、何も返事が返ってきませんでした。次に足元の砂に話しかけて見ました、こちらも(返事は)何も返ってきませんでした。ちょっと悲しいなと思っていると、波の音が聞こえてきました。その音がとても優しい音で、私に話しかけてきているような気がしました。そこで波に向かって、ザーザーと引いたり、こっちに向かってきたりするのは楽しいのかと聞いてみました。すると即答で「楽しい」と返ってきました。神様がいるということを感じることができました。

● さいしょは木の所に行きました。何も感じませんでした。次は海に行きました。海に話しかけてみても、何も感じませんでした。帰るときに、海の方から「ありがとう」と聞こえたような気がしました。

● 岩から草や花がさいているのが不思議だった。

私の30分は、これからの段取りやら何やらが気になって、雑念過多。
子どもたちのような純粋な対話になりませんでしたが、全体的に今回は「静かで、優しい神様」を感じました。

2日とも快晴の猛暑日でしたが、海は静かで波もほとんどなく、子どもたちを優しく「我が子」のように包んでくれている。
その優しい父母に、わずかな時間でも子どもたちが意識的に話しかける時間を持てたのは、天の計らいであったような気もします。

よろしければ1クリック!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村

【おすすめ記事】
関連記事
スポンサーサイト



Comments 1

There are no comments yet.

ドラミ

お疲れさまでした。
お天気でよかったですね。
神様は、子供たちから話しかけられて喜ばれたでしようね。
短時間でも、こんなにも体験者がいたことが驚きで、神様はいつも傍にいてくださることを教えられます。

2014/08/01 (Fri) 17:17