fc2ブログ
line-height:1.2;

自己イメージの本質

kitasendo
woods

先日の記事で、タイガー・ウッズについて書き、父親から施されたグリーンベレー流の教育で、「高い自己イメージ」を持つに至ったと指摘しました。
「世界最高のプロゴルファー」
という点では、彼の自己イメージが極めて高いのは確かです。

しかし、最近発覚した一連の不倫問題を見ると、ウッズの全体的な自己イメージは決して高いとは言えそうにありません。
彼の不倫騒動から浮かび上がる問題点のうち、次の2点について考えてみたいと思います。

① 稀有の才能と不屈の努力の結果が、なぜ自己破滅に至ったのか?
② 不倫問題において、なぜウッズだけがバッシングを受け、彼の不倫相手である女性たちは堂々としているのか?

①について。
ウッズは謝罪会見の中で、次のように言っています。

「何でも私の思い通りになり、いかなる罪でも逃れられると思っていました。これまでの人生でずっと苦労をしてきましたし、私は取り囲んでいた全ての誘惑を満喫する権利がある、そう思っていました。私にはその資格がある、と。お金と名誉のおかげで、探さなくても手に入ってしまう環境にいました」

いくら才能があるとは言え、彼が超一流になるまでには相当の苦労に耐えてきたでしょう。
「お前は世界一のプロゴルファーになれる」
と、父親から徹底したイメージトレーニングを受けながら腕を磨き、そのイメージ通りになりました。

しかし、その苦労の結果が、
「私には全ての誘惑を満喫する権利がある」
という慢心を心の中に生み出していたのです。
聖書の表現を借りれば、
その時、タイガー・ウッズにサタンが入った
と言えるかも知れません。

彼は、名誉も富も、言い寄ってくる女性も、全てを手に入れていました。
誘惑の材料に囲まれていたと言ってもよい状態です。

ウッズと彼の父親は、一体何を求めてきたのでしょうか?
世界一のプロゴルファーという頂点に立つ満足感
でしょうか? それとも、
その頂点に立てば必然的に手に入る、名誉と富と甘美な誘惑
だったのでしょうか?

もちろん、この2つは分かち難く結びついているのでしょうが、この世においては、
頂点を極めると、そこには破滅(堕落)が待っている
というのが、極めて避けがたい現実のようでもあります。

このようなサタン(悪魔)の罠を避けようとすれば、グリーンベレー流の自己イメージ訓練はあまりにも一面的だということが分かります。

②について。
不倫問題をマスコミが大きく騒ぎ立てるのは、少なくとも不倫の一方が富や権力などの力を持っているからでしょう。
そして、マスコミがひたすら叩くのは(実際には叩いているのではなく、ただ面白がっているだけのようにも見えますが)、その力を持っている側の人間です。

ウッズの場合も、全くその通りの構図なのですが、私が見る限り、彼はそれなりに誠実な人間だとさえ感じます。

「私の行為は不適切であることは分かっていました。しかし、通常のルールは私に当てはまらない、そう自分に言いきかせていました。私は傷つけていた人たちのことを全く考えず、自分のことしか考えていませんでした」

彼はそのように謝罪しながらもなお、社会的な制裁をかなり受けています。
しかし不思議でならないのは、彼の不倫相手である複数の女性たちがほとんど非難を受けず、あまりにも堂々としていることです。

不倫を不誠実な行為だと言うなら、原理的には当事者双方が同等に非難されるべきでしょう。
しかし現実には、ウッズの不誠実だけが一方的に責められ、女性たちには人間的な誠実さなど初めから必要ないとでも言うように、扱われています。

これはある意味で、女性への差別ではないのでしょうか?
本当に男女同権を主張するなら、人間的な誠実さは権力や富を持つ男性にだけ求められるのではなく、妻も子どももあることを知りながら不倫の相手になった女性たちにも、全く同等に求められるべきでしょう。

最後に、ポイントをまとめてみます。

「ある分野において最高の水準をもつ」
というのは、自己イメージの本質ではありません。

自己イメージ教育に最も必要なのは、
私は神のかたち(イメージ)に似た、神の子どもである
という視点だと思います。

もう少し有り体に言えば、
神様の本質である『絶対・性』に似た私である
というイメージこそが、私の自己イメージの本質であるべきです。

この本質は、誰にも当てはまる、普遍的なものです。
男女の性差によって、あるいは、特別な権力を持つ者とそうでない者とによって、自己イメージの有りようを変えるべきではありません。

「絶対・性」を中心とした自己イメージがはっきりしないと、今現実に見られるように、男女の愛や不倫というものがあまりにも軽く扱われてしまうのです。


【お勧め記事】
自己イメージの修復
夫婦から始まる
思春期とは何か
よろしければ1クリック!にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



イエス様大好き

自己イメージということで、私も2日前に記事を書いたのですが、
一つの結論を提示してくださったようでありがたく思います。

スポーツイメトレの世界では、単に最高のパフォーマンスをするイ
メージではなく、そのパフォーマンスをしたときに周りの人に感謝し、
まわりの人と共に喜ぶ、あるいは家族と喜ぶイメージを創るように
なってきているそうです。こういう世界もいよいよ本然に近づいてき
ているように思います。

2010年03月01日 (Mon) 00:32
日韓太郎

最高の自己イメージ

筆者が、このブログで、グリーンベレー流の
自己イメージ訓練を持って、世界の頂点に立ったウッズ、
その親子も提示出来ない最高の自己イメージを、
しっかりと紹介していることに、
真の父母様の価値がわかるし、それを、更に、誇り、
証しする人生を生きる責任の大きさを感じます…♪

ありがとうございました…m(_ _)m

2010年03月01日 (Mon) 13:28
教育部長

イメージトレーニング

イメージトレーニングの内容も変わってきているのですね。
良いことを教えていただきました。
ありがとうございます。

2010年03月01日 (Mon) 21:32
ドラミちゃん

女性の多い職場では、陰ながら「魔性の女」と呼ばれる人がいます。私達女性からみても、美人で人当たりがよく、仕事も与えられた分だけは要領よくこなします。多くの男性はこの「魔性の女と」お付き合いしてみたい、と考えているのでしょう。それを知っているので、また、見事に次々と手の平に乗せては転がしているのです。ところで、この女性は、最後にはどんな男性に惚れて結婚するのだろうかと思っていると、だいたい、エッ あの(あんな)男性?という結論です。それが永遠の幸せとなりますように・・・

2010年03月02日 (Tue) 21:26
kitasendo
Admin:kitasendo