こんな母の自慢
家庭は世界平和のためのベースキャンプなので、息子娘が、 「お父さんとお母さんが喧嘩する姿を、生涯一度も見たことがない」 と言うようにならなければなりません。 |
今月は毎晩、母と一緒に、
「家庭は天国の出発点」
という言葉を書写しています。
書写する前には必ず、冒頭の文先生のみ言葉を一緒に訓読します。
すると、このみ言葉を訓読する度に、母は、
「お父ちゃんとは、一回も喧嘩したことがないよ。それだけは天国の姿だね」
と、半分自慢げ、半分幸せそうに言うのです。
そう言われると、私も自分の記憶をたどってみて、父と母が声を荒らげて喧嘩する姿を思い出すことができない気がします。
「お父ちゃんは、拳を振り上げることもなかったし、大きな声もあげんかった」
そう言いながら、この家に嫁いで来たことが本当に幸運だったと、何度も繰り返します。
このところ、母の健忘はかなりのものですから、本当は一度や二度は喧嘩があったのに、そういう嫌なことは忘れているのかもしれません。
しかし、かなり幸福な夫婦であったのは確かです。
そして、そういう父母をもった私も、かなり幸福な息子であったことは確かです。
大きな財産を残すよりもはるかに素晴らしいことで、感謝しなければならないと思います。
私との関係では、私の信仰を長い間快く思わず、私が一度原理講義をした以外は、十分にみ言葉を学んでくれたことがありません。
しかし、妻を愛して一度も喧嘩したことのなかったその地上生活は、私よりも立派だなと思います。
10年前に他界した父は、今では絶対善霊になっていると思われますが、地上生活の様子を考えれば、どれほど善良な男になっているか計り知れない気がします。
父に協助してもらえる息子にならねばと、書写をしながら自戒することしきりです。
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