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まるくまーる(旧・教育部長の講義日記)

0.1%の一流の人

2013/10/07
世の中を看る 0
0.1%

ある雑誌の記事によると、大手企業で役員にまで昇進する人は、わずか0.1%。
1000人一緒に入社したとして、その中の1人だけだという統計です。
(「
わずか0.1%・・・役員に昇りつめる人の資質」)

この0.1%の人は、単に優秀な人ではなく、「一流の人」であるという分析が、いわゆるヘッドハンターと言われる人たちによってなされています。

一流という所以について、いくつかの要素が挙げられていますが、その中で興味深いのは、
部下や外部の人との接し方
にあるという分析です。

「誰に対しても腰が低い。外部の若い営業員に対しても、必ず『ありがとうございました』と挨拶を忘れない」

そういう謙虚な態度のトップは部下の信頼も厚いし、取引のある他の会社との横の関係も強い。

逆に、上下関係を素早く判別して、下と見た途端に態度が横柄でぞんざいになる人は、せいぜい部長止まりだと言います。

ヘッドハンターたちは常に優秀な人材を探しながら、彼らと交流します。
例えば、会食をして情報を授受しながら、人物の人となりを観察するわけです。

すると、真に一流の人からは、必ず会食の翌日に「御礼のメール」が届くといいます。
しかも、「◯◯さん、昨日は有り難うございました」というように、相手のフルネームが入っている。

そういう人は、その時のビジネスとしては交渉が成立しなかった場合でも、その後必ず別の縁をもって、良い条件でヘッドハンティングされていくケースが多いといいます。

一流の人は、すぐにメールを送るだけではありません。
さらに重要なことは、そのメールには一切「誤字脱字」がない。
教養がしっかりしている上に、必ずメールを書いて送信する前に、慎重に読み返しているということです。

これに対して、平社員の90%は御礼のメールを送らない。
さらにひどいのは、困ったときにしか連絡をしてこない人もいる。

このような指摘を聞くと、私には反省すべきことが多いなと思います。

ブログを書いていても、時間がないときは読み返しもしないでアップすることがあります。
後で読むと、大体数カ所、誤字脱字が見つかるのです。

「やっつけ仕事だったな」
と、我ながら忸怩たる思いになります。

また、他の人のブログを読んでいても、内容は素晴らしいのに、誤字脱字がやたら多いものがあります。
残念ながら、
「読者をあまり尊重していないのかな?」
という気がしてしまいます。

また、私自身コメントを貰っても、直ぐに返事を書かない時があります。
これはやはり、私が投稿者を重んじていない証拠です。

もちろん、このようなことはネット上に限らず、現実の人間関係の中でもよくあることです。

「困ったときしか連絡しない」
というカテゴリーには入らないように自戒しなければなりません。

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