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子どもは親を赦す

kitasendo
親を赦す

子どもは親を赦す心を持っています。しかも、かなりの程度。

多くの子どもたちは、
「親は私の心をよく分かっていない」
と思っています。

それでも、親を赦そうと思っているのです。

教会の本部講師が講義する「ハッピーファミリー」という講座を聞いていて、この言葉に出会いました。

一瞬、思いがけない言葉に出会ったような気がしたのですが、よく考えてみると、
「そうかも知れない」
という気がしてきます。

親のほうがむしろ心が狭い場合があるのかも知れません。

子どもの行動に心配なことがあると、親はその行動を変えさせようとします。

子どもがあまり勉強をせずにゲームにばかり没頭している姿を見ると、将来が心配になって、つい、
「お前、何だ! そんなことじゃ、人生失敗するぞ!」
と怒ってしまう。

これは、講師が自身の体験として語られた話です。

すると、怒られた息子はこう言い返した。
「お父さん。今、自己満足で怒っただろう?」

お父さんは、一瞬、息子の言った意味が分からなかった。

「お父さんは怒ってスッキリしたかも知れないけど、怒られた僕はどうなるんだよ」

ゲームに嵌って勉強が疎かになっている息子にも、非がないことはないでしょう。
しかし、お父さんが怒った時、お父さんは自分の言い分が100%正しいと思っていたのに違いありません。

「こんなことで、彼の将来はどうなるんだ。ゲーム漬けでは大脳前頭葉もやられる恐れがある。ガツンと一発言ってやれば、息子も目が覚めるかも知れない」

だから、厳しい言葉は効果のある、必要なものだ、と思っていた。
ところが、息子はそれを「お父さんの自己満足だ」と言うのです。

講師は、自分の体験を客観的に、こう分析します。

「私は息子に人生を『教えよう』としていた。しかし、教えることは親自身が中心であって、教えることで満たされるのは親の心だ」

これを息子は、鋭くも、「お父さんの自己満足」と指摘したのです。

「しかし、子どもは『育つ』と考えれば、その中心は子ども自身であり、子どもの心が満たされる」

教えることが無用だとは言いません。
しかし、相手の心を「理解しようとしない」で、ただ自分の考えを教えようとすると、それは「自己満足」だと反発されるのです。

多くの子どもたちにも講義をしてきた講師の実感からすると、親の9割は子どもの心をよく理解していないようです。
それでいて、かなりの親は、
「私は子どもの気持ちが分かっている」
と思い込んでいるというのです。

私もその9割の一人だろうと、自認しています。

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