霊界の妻が伝えたいこと
2日前の夜にたまたま手に取った小冊子『亡くなった家族との会話』を注意深く、何度も読み返しています。
本棚に潜んでいた私の妻が、何とかしてその本を私に読ませようと霊界から操作したように思えたからです。
「妻はこの本のどこを私に読んでほしかったのだろう?」
そんなふうに思いながら、妻の思いを推し量ろうとしています。
例えば、こんな一節があります。
地上で夫や妻が何をしたとか、どうだったからと許せない思いでいる人は、そのことを忘れてください。霊界に行った相手は、霊界でそのことがあからさまにされ、悔い改め、教育を受けて再出発しています。地上の側が許せないと思っていると、霊界の夫や妻はやってくることができません。 |
あの時の妻の振る舞いに、私がどれほど心を痛めたか。
そのことに妻は気がついていたのだろうか?
地上に生きている時は気がつかなかったとしても、霊界に行ってからそのことに気づいたのだろうか?
しかしその一方、私の態度に妻が傷ついたことも多くあったに違いない。
多分、私はその多くに気づいていない。
赦すことと、赦されること。
その両方が必要だろうと思います。
また、こんな霊人のメッセージらしき一節もあります。
僕はあなたのことを愛していました。本当に愛していました。でも、あなたは僕を愛してくれなかった。僕を子どものように、あなたの子どものように愛してほしかった。愛してほしかった。 男には、妻の愛が何よりも大切なのです。それをずっと言ってきました。 あなたは夫の私を受け入れていましたか? 結婚生活の中で、どういうふうに私を思ってきたのでしょうか? どういう存在なのか、よく分からなかった。あなたは外的なことはやってくれましたが、夫が愛おしいとか、愛しているとか、そういう情を感じられませんでした。子どもを何とかしたいというので、情が全部そちらに行っていたように感じられます。 |
私があなたのそばにいることを伝えました。今日からあなたの身体の中に入りますので、自分が今日は妻の身体になって妻の好きなものを食べ、妻の好きなことをして、妻の思うような行動をすることで、私は慰められます。あなたの身体であるけれど、私の心があなたの身体に入っていきます。 生き返ることは無理です。心はいつも生きているので、こういうことがあったね、ああいうことがあったねと、ここに行ったねと。そうすると愛情がますます湧いて、心が満たされて、楽しかったね、今日は何を食べたい? そうか、私もそれを食べたいと。これがあなたの一口、これが私の一口と。今日は美味しかったね、そういう毎日になれば、悲しいという思いにはならなくなります。 |
こうなっている自分を早く受け入れてほしい。そうすれば涙は出なくなります。涙が出るということは、それは私の涙なの。妻の涙なの。私が泣いているのですよ。なぜ? それは私がいないと(あなたが)泣いて、私を求めてくるから、私も辛くなって泣くのです。ですから、私の涙なのです。 |
私はあまり涙が出ないのですが、この霊界の女性の気持ちは分かるような気がします。
妻からすれば、「いない」のではない。
すぐそばに「いる」のに、なぜいないと言って泣くのか?
いつもそばにいるのに、「近くに来てほしい」「会いたい」と求めるのか?
それが悲しいのです。
また、こんな指摘もあります。
霊界に行って地上での生き方に間違いがあったことに気がついた霊人は、地上の人間関係以上に交流したいと願っています。しかし、地上からの要求は、経済や病気や子どもの結婚や祝福の問題解決を願うものばかりです。 霊界の側から伝えたいのは、本来の正しい生き方、神様を親として生きること、永遠の夫婦として愛し合うことです。その本質が解決されれば、全て解決するようになっています。霊界と地上との大きな食い違いがあります。 |
今の私に足りないものは何か。
それが少しずつ分かってくるような気がします。
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