fc2ブログ
line-height:1.2;

お前には極めて小さな責任分担を与える

kitasendo
hakobune 

ノアという人は、アダムの家庭で父母が神様を不信し、子女たちが凄惨な殺人事件を起こして以来、神様が初めて見出した信仰者だったと聖書にあります。
淫乱と殺人がはびこる世の中で、神様は一体どのようにしてノアのような信仰者を見つけ出したのでしょうか。
そもそも、なぜノアのような信仰者が生まれてきたのでしょうか。

神様とノアとの出会いの経緯は分かりませんが、聖書には、神様がノアに語られた最初の言葉が次のように記されています。
「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した」
そして、お前はこれから方舟を造れと命じられるのです。

これまで私は、こういう命令に聞き従ったノアは大した信仰者だなと思ってきました。
しかし、ノアにご自分の決心を告げられたときの神様の胸の内をあまり考えてみたことがなかったのです。

文先生のみ言葉に次のようにあります。

1600年間、神様が苦労されたのですが、その苦労の代価を成就できるかできないかを決定するためには、1人の人を立てなければなりません。・・・神様が苦労されたその期間全体の功績を、そのままノア自身に受け継がせて栄光の位置に立てればよいのですが、神様は時を迎えてノアを立てても、ノアに栄光の生活を許諾しませんでした。

1600年の間、神様がどのようなご苦労をされたのか、その深層は分かりません。

しかし、それだけの苦労があれば、ノアを栄光の位置に立てることは十分にできたのです。
それくらいの苦労の功績が神様にあるというのです。

ノアは神様から、山の上に巨大な方舟を造れと命じられました。
それはノアにとって、実に悲惨な命令です。
方舟を造るのも並大抵なことではないのに、それを遂行することによって、彼は世間からはもとより、家族からも完全に見放されました。
彼を理解する者は誰ひとりいなかったのです。

しかし、そのような彼の苦労と言えども、神様のしてこられた苦労に比べれば、実に小さな蕩減条件だったのでしょう。
大半の苦労はすでに神様が背負って来られたのです。

「だから、お前には極めて小さな責任分担を与える
というのが、神様のお気持ちだったのではないでしょうか。
しかしそれでもなお、ノアに呼びかけ命令を与える時、神様はとても不安であり、躊躇されました。

「ノアはこの責任分担を完遂してくれるだろうか? 家族が反対しても初志を貫いてくれるだろうか?」
と、120年間ずっと心が休まる時がなかったのです。

彼が途中で倒れれば、神様の1600年の苦労の功績も一瞬にして吹き飛んでしまうことを知っておられました。

それなのに、なぜ神様はこのように信じることの難しい命令をされなければならなかったのでしょうか。
神様は元来、「完成しなさい」と言って人間を造ったのであり、「堕落しなさい」と言ったのではありません。
ところが、人間の堕落によって「このようにする」と言ったことができなくなったのです。
アダムとエバは、通常の立場で信じるべきものを信じることができなかったし、神様もそういう人間を思いのままにできなくなりました。
原則から外れたことを立て直すためには、通常ではない立場で蕩減しなければならなかったのです。

神様ご自身が先ずとてつもなく大きな条件を立てておいて、人間にはできるだけ小さな条件を与える。
これはノアの時に限らず、我々すべてに当てはまることでしょう。

よろしければ1クリック!にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



kitasendo
Admin:kitasendo