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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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最も効果的な引き寄せの法則

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『ザ・シークレット』という本はベストセラーで、本屋の目立つコーナーに平積みされています。「引き寄せの法則」を世に広めた立役者の1書といっていいでしょう。

引き寄せの法則とは、自分が心から願うことがあれば、それが自分に引き寄せられてくる、という法則です。
ただこれは、少し注釈がつきます。

私たちが自分の心を注意深く観察すると、
「あれがほしい」
「こんなふうになったらいいな」
と思いながら、その実、本音の深い部分では
「いくら願っても実現しないだろう」
と諦めている場合が少なくありません。
この場合は、表面的な願望よりも、深層意識の諦めのほうが強いために、諦める現実が引き寄せられる可能性が高くなるのです。

これは、引き寄せの法則における、一つの危険な要素です。
高いことを願おうとすればするほど、かえってその実現から遠のいてしまうという危険、というか、矛盾を内包していると考えられます。

願望を持てば実現する、というのは、イエス様の聖句
「求めよ、そうすれば与えられるであろう。門をたたけ、そうすれば開けてもらえるであろう」
に源泉をもつ霊的な教えであろうと思います。
これは実に能動的な態度であり、人間の主体的な意識、努力を強調するものです。

この教えに則ってこの世的な大成功をおさめたと証をする多くの成功者があります。
しかしこの方法は、どうやら万能ではない。
というより、それほど簡単で単純なことではないようです。
それが、上に記した矛盾という要素です。

私が想像するに、イエス様の聖句の前に、次のような言葉を付け加えたほうが良いように思います。
あなたが今神様からいただいているものを良く探し出し、心から感謝しなさい。その上で、さらに向上したいと思えば、・・・

それで私が『ザ・シークレット』の中で一番注目したのは、
この本で取り上げているすべての徳目の中で、どれか一つを選ぶとすれば、『感謝』である
と書いてある一節です。
感謝というのは、確かに非常に素晴らしい徳目なのです。

なぜかというと、感謝すればするほど、感謝すべきことが引き寄せられてくるからです。
その場合、「あれがほしい」「こうなってほしい」と具体的、個別的に願う必要もありません。
むしろそのように願わないほうがいい。
下手に願うと、逆に諦めの波動が出てくる危険があるからです。

その意味で、感謝というのは最も安全で確実な方法といえます。

私の体が今日も正常に動くこと。
家族がみんな元気で帰宅し、そろって食事ができること。

感謝できることはいくらでもあります。心から感謝できないと思うときには、心を込めず、さらりと「ありがとう」と言えばいいのです。

引き寄せの法則の結論は、結局「感謝」と言っていいと思います。

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