本体論「講論が抜いた重要6点」
本体論について、私なりにまとめてみます。
先ず、今回の30日本体論特別教育の意義について。
これを2つに分けて、考えてみます。
① 来年の基元節に同参する条件を満たすために。
② 我々が本体に実質的に似るための教育として。
①に関しては、私がその恵みをあまり深く感じ取れなかったとしても、神様はこれを条件として導いてくださる内容があるかも知れません。
「古い服を脱げ」
と何度も強調されたのは、基元節までの限られた期間に私たちが変化し、時に適った活動をするためでもあるでしょう。
②は、より本質的な意義です。
基元節の前であろうと後であろうと、私たちは結局、本体に似た人間になっていかなければなりません。
本体をはっきりと知って、それに似ていくための出発がこの特別教育であったと位置づけることができると思います。
ここでは②の観点を中心にまとめてみたいと思います。
そこで先ず、そもそも本体たる神様はどんな方なのかということを明確にしていく必要があります。
重要と思われる内容でありながら、原理講論にあまり明確かつ詳細に説明されていなかった点をいくつか列挙してみます。
① 神の心の核が「心情」だということ。
② 神が人間の父母だということ。
③ どうしたら人間は個性完成できるかということ。
④ 人間の責任分担とは何かということ。
⑤ 真の父母がどんな方かということ。
⑥ 神の本当の創造目的が何かということ。
これ以外にもあるかと思います。
それにしてもこれらを見ると、最も重要な内容が抜けているのではないかと思われてきます。
そして、それは分からずに抜けたのではなく、分かっていて抜いた、つまり意図的に抜いたとしか考えられません。
これらの点をはっきり説明しようとすると、
「神様が願った愛とはどんな愛か」
ということを明確にする必要があります。
ところが、それをはっきり言えば、
「み旨を成し遂げる前に私は殺されたであろう」
と文先生は言っておられるのです。
それで、原理講論から42年間の長きにわたって、最も肝心な点を明らかにすることができなかったのだと思われます。
その最も肝心な点をすべてはっきりと体系的に説明したのが、まさに「本体論」なのです。
ですから、上の6点を明確にすれば、「本体論とは何か」ということが、かなりの程度分かってくるのではないかと思います。
(続く)
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