岩合光昭、動物写真家。 自然雑誌の雄「ナショナルジオグラフィック」の表紙を飾る写真に採用されて、一躍、IWAGO の名前が世界に知れ渡った。 30代、アフリカに1年間腰を据えて、野生動物の姿を撮ろうとしたことがある。 ところが、何か月たっても、思うような写真が1枚も撮れない。 アフリカに向けて発つ前、東京で構想を練った。 「草食動物は草を食べ、肉食動物はその草食動物を食べて生きている。そして最後はみん...
Ten1ko2さんのブログによると、文先生が弟子の劉孝元氏に原理講論の執筆を指示されるとき、 「絶対に自分の感情とか考えを入れてはいけない。神様とイエス様、お父様だけを考えながら書くように」 と念を押されたとのことです。(史吉子夫人の証言) ところが、同じ史夫人の証言の中には、 「原理講論を整理した劉孝元協会長に、原理講論を読めばそのまま講義になるように整理しなさいと指示したのだが、劉協会長が言うこ...
5年以上も前に書いた記事に対するコメントが届いたので、私も改めて5年ぶりにその記事を読んでみたら、 「こんなことを書いていたのか」 と、我ながらちょっと驚きました。 「天使長が愛の減少感を抱いたのは、神様の愛し方に問題があった可能性はないのか」 という疑問を呈した後、 「神様が一見差別的に思える愛し方をされたのは、アダムへの大きな期待があったからかも知れない」 とも推測しています。 コメントでも...
「発達障害」を取り上げた昨夜のNHKスペシャル。 ちょうど「自閉症者が人類社会に「不可欠」である理由 〜実は障害ではない」という正高信男・京都大学霊長類研究所教授の記事を読んだばかりだったので、その番組を興味深く見ました。 番組冒頭で井ノ原快彦さんが、 「これは皆さんに見てほしい」 などと強調したが、確かに正高教授の記事から考えても、この障害は決して稀有な話ではないのです。 例えば、正高教授が取...
昨夜の壮年勉強会は、シリーズ3回目の講義。 内容は「復活論」を中心としたものでした。 原理講論には地上人が復活する原則として、4つ挙げられています。 講義では私がもう一つ付け加えて、5つとしました。 5つ目は、 「霊人との関わりを通して」 というものです。 説明を分かりやすくするために、冒頭のような絵を使いました。 私(地上人)は自分の自家用車(すなわち肉身)を持っているが、目的地へのロードマップがよく分か...
「フロー理論」について数回記事を書きながら、 「フローの状態とは、どんなものか」 ということにきちんと触れていなかったと思います。 『フロー体験 喜びの現象学』の著者であるチクセントミハイ博士の定義は、こうです。 「一つの活動に深く没入しているので他の何ものも問題とならなくなる状態で、その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすようになる心の...
婦人たちの原理講義勉強会に顔を出したのは、今日が3回目。 何人かが自分の作った講義案を使って総序の講義をしてみた後、創造原理に入りました。 無形で目に見えない神の神性を探求する際、神が創造したとされる被造世界を注意深く観察してみるという方法をとってみようと、原理講論は提案しています。 「あたかもすべての作品は、その作者の見えない性稟の実体的展開であるように、被造世界の森羅万象は、それを創造し...
「火星人」と「金星人」の違いについての講義をしました。 参考にしたのは、昨年8月にブログの記事「妻が夫に『イエス』と言わせる方法」で紹介した『ベスト・パートナーになるために』(ジョン・グレイ著)。 グレイ博士によれば、男は火星人、女は金星人なのです。 基本的な構造はよく似ているので、どちらも地球の生まれだと思い込んでいるが、実は、元々の出身が全く違う。 それで、 「相手のことは分かっている」 というつ...
「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」 これは短歌です。 そのつもりで読めば、字数がぴったり合っていることが分かります。 この歌の作者、穂村弘のことを教えてくれたのは息子。 「そんな歌人がいるのか」 と反応すると、やや冷ややかな息子の視線を受けました。 息子が貸してくれた『世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の秘密』の中には、穂村の歌50首が採録されており、その一つ...
「従順」と「服従」は違う概念だというのが、文先生のお考えです。 従順は、応じることのできる環境で命令に従うことであり、服従は、応じられない環境で従うことです。 (1957.10.27) 従順にする立場には「自分」という概念がありますが、服従するところには「自分」という概念がありません。 (1995.8.23) 従順は誰でもすることができ、しなければならないことですが、服従は誰でもできるものではありません。しか...
4つのスキルとは、以下の4つです。 ① 表情 ② 態度 ③ 言葉 ④ 思考 ふつうは、この4つを外部要因、つまり環境、経験、他人から受けた刺激に対する「反応」として使っていることが多いのです。 例えば、物事がうまくいけば、表情は明るく笑顔になるが、うまくいかないときには表情は暗くなり、態度も落ち込む。 あるいは、人がなかなか自分の言うことを聞いてくれないと、その人への言葉はきつくなる。 つまり、外部...
先日の記事「木を見る西洋人が、森を見る東洋人を助ける」で紹介した「フロー理論」。 この理論の実践者であるスポーツ・ドクター辻秀一氏は 「フロー理論は現代版の禅である」 とも言っています。 そして実際、アスリートたちを指導しながら実績を出しているのですが、これはスポーツ分野だけでなく、おそらく私たちの生活のあらゆる場面で有効ではないかと思えるので、少し紹介してみましょう。 そもそも「フロー化さ...