苦痛そのものは蕩減条件にならない
- 2016/01/29
- 23:54

神の復帰摂理とは、別名、復活摂理でもありますから、復活がなされることによって復帰摂理は進んでいくということになります。 誰が復活するのでしょうか。 霊的に死んだ人たちです。 霊的に死んだ人には2種類があって、一つは地上人、もう一つが悪霊人です。 地上人は、肉身は生きているが霊的に死んだ人。 悪霊人は、肉身も死んでおり、霊的にも死んだ人です。 神の復帰摂理は、この双方の死人たちを復活させな...
原理を盾にとった第三者
- 2016/01/28
- 22:52

もう少し、昨日の記事から続きます。 罪とは、サタンと相対基準を造成して授受作用をなすことができる条件を成立させることによって、天法に違反するようになることを言う。 (「原理講論」堕落論第4節) これは原理講論に出てくる罪の定義です。 非常に簡潔明瞭で端的な定義だという印象を受けます。 しかし、じっくり読んでみると、法廷論的だなという感じもしてきます。 罪をこのように定義すると、今度はその罪...
サタンは何によって神様に対抗するか
- 2016/01/28
- 00:06

昨日の記事の続きです。 ヨハネ福音書の8章に、罪の女に対するイエス様の態度が記された有名な逸話があります。 今まさに罪の現場を押さえられた女をパリサイ人らが引っ張ってきて、イエス様に問います。 「律法によれば、姦淫の女は石で打ち殺す決まりですが、どう思いますか?」 それに対してイエス様が、 「お前たちの中で罪のない者が、この女に石を投げつけるがいい」 とお答えになると、誰も敢えてそうする者はな...
「天が与える苦痛」をもう少し考える
- 2016/01/26
- 22:01

先日の記事「悪霊が与える苦痛とは何か」に対して、いくつかコメントをいただきました。 その中で、 「父母である神が娘を更生させるために、やくざ者を送って悪さをさせるだろうか? 『悪霊が地上人に苦痛を与える』という行為は、単純に犯罪行為の反復であり、通常はそうすると当人は更に堕落性に拍車がかかるだけだ」 という疑義を呈してくださった方があります。 確かに、この疑義には一理あるように思えます。 現時...
次の瞬間に自分が何を考えるか、予め知る人はない
- 2016/01/25
- 21:51

今夜どんな夢を見るか、予め知る人はない。 次の瞬間に何を考えるか、予め知る人はない。 すると、私が今夜どんな夢を見るか、次の瞬間に何を考えるかを一体誰がコントロールしているのだろうか? 夢は毎晩1つや2つは見ているのかも知れませんが、起きても覚えているのはごく僅かです。 それと同じように、1日の中で、人の頭の中では数万の思いが絶え間なく生まれては消えているというのに、それらの大半はさほど時を...
悪霊が与える「苦痛」とは何か
- 2016/01/24
- 21:38

昨日アップした「復活論」の講義の中で触れたことです。 「悪霊はいかにして再臨復活するか」 という仕組みについて、原理講論は一つの実例を挙げています。 神様は地上人の恩恵レベルを上げてやりたい。 しかしその地上人には、彼自身あるいは彼の祖先が作った罪が残っているために、それを先ず清算させなければならない。 どうするか。 神様はその地上人に悪霊を選んで送る。 その悪霊は神様の思惑通り地上人に「苦痛...
復活の生活を求める(講義音声)
- 2016/01/23
- 21:44

過去半年ほど、隣の教会に週1回通いながら講義をさせていただいています。 大抵は家庭集会での講話か、教育段階の方への原理講義です。 少し前にそこの教会長と話した時、話の流れでつい口が滑って、 「本当は、教育の講義だけでなく、信仰歴も長く、実践もしておられる方を相手にした講義をしたいという気持ちもあるんです。その人たちと本音のやり取りがしたい」 と言ってしまいました。 言った後で後悔し、なるべく自...
「原理」を伝えようとする原理講義
- 2016/01/22
- 23:52

「まったく分かんなかったです」 学び始めたばかりの青年が初めて「摂理的同時性」の講義を聞いた後、感想として発した第一声です。 我が教会はちょっと手狭で、奥の部屋に総務の机があり、簡単な衝立を挟んだ向こうで時々ゲストがビデオ講義を受講することがあります。 今日は私が奥のほうで総務の仕事をしている間、その青年がやってきて、ビデオ受講したのです。 担当した婦人が、 「講義、どうだった?」 と聞いた時の感想が...
3回の鳩は誰に予示しようとしたのか(講義音声)
- 2016/01/21
- 21:03

ノアの家庭を中心とする復帰摂理の中で、重要なポイントの一つが、 「ノアが鳩を3回放った摂理」 です。 神様が復帰摂理の全体を予示された、珍しい出来事だと言えます。 カラス:サタン 第1の鳩:アダム 第2の鳩:イエス・キリスト 第3の鳩:再臨主 というふうに、その象徴を見事に解明しているのですが、決して容易に解明できる予示だとは思えません。 神様は一体誰を念頭に置いて、この予示をされたのか。 その点を中...
愛は共有する
- 2016/01/17
- 21:45

したがって、皆さんが信仰生活において年を経るほどに愛の哲学をもって暮らし、愛の哲学をもってすべてのことを分別しながら生活する信仰者にならなければならないのです。 (「天聖経」文鮮明先生 1986.11.1) 「愛の哲学」とはどんな哲学を言っておられるのだろう? それについてあれこれ考えていると、『祝福家庭』79号にこんな記事を見つけました。 子どもの心をつかむためには、その子の心の中を尋ね、欲求を把握...
お前は私への恨みを解いてくれるだろうか
- 2016/01/15
- 22:24

アダム家庭の復帰摂理で神様が最初に苦慮されたのは、アダムを中心人物として立てられないことでした。 アダムを立てられない理由は2つありました。 何よりも、神様ご自身の気持ちが堕落の張本人であるアダムを相手にできなかったというのが第一の理由。 これは神様ご自身の内面における矛盾というか、もどかしいほどの葛藤です。 そしてもう一つが、サタンの要求を聞かなかければならなかったことです。 元天使長であ...
イエス様誕生の背景(講義音声)
- 2016/01/14
- 22:51

今日は間近に迫った祝福の準備をしている青年女性を相手に、イエス路程の講義をしました。 原理講論の構成は、第1次から第3次までの摂理として説明されているのですが、今日の講義は中間部分を抜いて、 ① イエス様誕生の背景 ② イエス様の十字架と復活 の2点に焦点を絞ったものにしました。 今日アップするのは、前半の部分です。 よろしければ1クリック!にほんブログ村...