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教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

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苦痛そのものは蕩減条件にならない

苦痛そのものは蕩減条件にならない

   神の復帰摂理とは、別名、復活摂理でもありますから、復活がなされることによって復帰摂理は進んでいくということになります。 誰が復活するのでしょうか。 霊的に死んだ人たちです。 霊的に死んだ人には2種類があって、一つは地上人、もう一つが悪霊人です。 地上人は、肉身は生きているが霊的に死んだ人。 悪霊人は、肉身も死んでおり、霊的にも死んだ人です。 神の復帰摂理は、この双方の死人たちを復活させな...

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苦痛を与えたほうも復活するとは? * by 原田和彦
原理講論では、苦痛を与えたほうも復活すると読めるところもありますね。じゃあ、自分は苦痛を与えて復活する方についたほうが、楽ですよね。そんなことは、間違っていると、世間的常識では考えられますが、どうなんですかね。

Re: 苦痛を与えたほうも復活するとは? * by 教育部長
原田さん。
コメント、有り難うございます。
確かに一見すると、苦痛を与えるほうが楽なようにも思えますが、逆に、不利な点もいくつかあるように思います。
① 苦痛を与えたとしても、地上人が必ずしも甘受するとは限らない。むしろ、甘受しない場合が圧倒的でしょう。そうすると、悪霊は復活できません。悪霊にとっては自分の復活は地上人次第、全く相手頼みです。
② 苦痛を与えるということは、加害者になるということです。そこには加害者としての苦痛があり得ます。そして、加害者は被害者が許さない限り、加害者という立場から抜け出ることができません。
③ 一方、苦痛を受ける側の地上人は、苦痛自体は確かに苦しいことだとしても、それをどう受け止めるかを自分で選択することができます。被害者であり続けるか、それとも甘受して復活体になり得るか、自分次第です。

この他にも、いろいろ挙げられる点があるかもしれません。この復活論は非常に深くて重要な内容を含んだ箇所だと感じます。復帰原理の要と言ってもよさそうに思います。

苦痛を与える者 * by 佐藤史代
表面的にその代だけで見れば苦痛を与える側が加害者に見えますが、苦痛を与える側にも理由や言い分がある、歴史的に見た時、過去に苦痛を受けた恨み故に、仕返し的に、苦痛を与えてきたと考えれば、いたちごっこで、どちらが本当の加害者・被害者という判定は難しい。

苦痛を与える側に立たざるを得ない者の心の痛み(恨み)をも知られる神の原理だとすれば、神の愛はどちらが加害者と判別をつける種類のものではないのかもしれません。
ルーシェルをも許し心配した神ですから。

昔、清平で「傷をつける者は罪を犯すが傷を受ける側も罪を犯している」というみ言を聞いた事があります。

人はどこまでも自分なりだけの観点で自分勝手に傷を受け、自己中心に被害者になりますものね。

Re: 苦痛を与える者 * by 教育部長
確かに、昔の加害者が今の被害者になり、昔の被害者が今の加害者になる。今だけ見てはどちらがどうだと単純に言えないほど、複雑に絡み合っているのかもしれませんね。

No title * by MIKADON
結局、「全てのことに感謝せよ、、、」ですね。

承認待ちコメント * by -

아주 * by 佐藤史代
아주!
「全てに感謝。」
理論理屈を超えた真髄であり万通の道ですね。スッキり一言、ありがとうございます。

原理を盾にとった第三者

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  もう少し、昨日の記事から続きます。 罪とは、サタンと相対基準を造成して授受作用をなすことができる条件を成立させることによって、天法に違反するようになることを言う。 (「原理講論」堕落論第4節) これは原理講論に出てくる罪の定義です。 非常に簡潔明瞭で端的な定義だという印象を受けます。 しかし、じっくり読んでみると、法廷論的だなという感じもしてきます。 罪をこのように定義すると、今度はその罪...

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サタンは何によって神様に対抗するか

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  昨日の記事の続きです。 ヨハネ福音書の8章に、罪の女に対するイエス様の態度が記された有名な逸話があります。 今まさに罪の現場を押さえられた女をパリサイ人らが引っ張ってきて、イエス様に問います。 「律法によれば、姦淫の女は石で打ち殺す決まりですが、どう思いますか?」 それに対してイエス様が、 「お前たちの中で罪のない者が、この女に石を投げつけるがいい」 とお答えになると、誰も敢えてそうする者はな...

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「天が与える苦痛」をもう少し考える

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 先日の記事「悪霊が与える苦痛とは何か」に対して、いくつかコメントをいただきました。 その中で、 「父母である神が娘を更生させるために、やくざ者を送って悪さをさせるだろうか? 『悪霊が地上人に苦痛を与える』という行為は、単純に犯罪行為の反復であり、通常はそうすると当人は更に堕落性に拍車がかかるだけだ」 という疑義を呈してくださった方があります。 確かに、この疑義には一理あるように思えます。 現時...

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* by ナベトシ
たしかに伝道されてから30年も経ち、原理講論を読むと『これってどういう意味?』と思ったり『これはちょっと違うんじゃね?』と思う所は出て来ます。



最近は総序の『矛盾性を内包したままでは…』という所で引っ掛かり『でも実際にはアダムとエバはカインとアベルを産んで繁殖したのは何故?』と疑問に思っています。


原理講論の通りであればアダムとエバは繁殖もできない状態になったはずだからカインとアベルは生まれて来ない事になるはずなんですよね?

次の瞬間に自分が何を考えるか、予め知る人はない

次の瞬間に自分が何を考えるか、予め知る人はない

  今夜どんな夢を見るか、予め知る人はない。 次の瞬間に何を考えるか、予め知る人はない。 すると、私が今夜どんな夢を見るか、次の瞬間に何を考えるかを一体誰がコントロールしているのだろうか? 夢は毎晩1つや2つは見ているのかも知れませんが、起きても覚えているのはごく僅かです。 それと同じように、1日の中で、人の頭の中では数万の思いが絶え間なく生まれては消えているというのに、それらの大半はさほど時を...

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悪霊が与える「苦痛」とは何か

悪霊が与える「苦痛」とは何か

  昨日アップした「復活論」の講義の中で触れたことです。 「悪霊はいかにして再臨復活するか」 という仕組みについて、原理講論は一つの実例を挙げています。 神様は地上人の恩恵レベルを上げてやりたい。 しかしその地上人には、彼自身あるいは彼の祖先が作った罪が残っているために、それを先ず清算させなければならない。 どうするか。 神様はその地上人に悪霊を選んで送る。 その悪霊は神様の思惑通り地上人に「苦痛...

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No title * by 諧謔亭 千流
>原理によって説明されるので、今の私たちはある程度推察できるのですが、その時点でそれが分かるなどということは、大抵の場合ありません。

 貴重な、ご指摘だと思います。
 中心人物としての重大な問題ではなかったとしても、日常生活の中で、様々湧いてくる些細な感情を適切に消化していくことは、目に見えない大切な努力であると思います。

* by 通りすがりの食口
アージュ!

No title * by てんば
今日の私に、ぴったりの内容でした。ありがとうございました。

大きな疑問です。 * by fatherfujioka
>神様はその地上人に悪霊を選んで送る。
その悪霊は神様の思惑通り地上人に「苦痛」を与える。

果たして神様は本当にそんなことをされるでしょうか?大きな疑問です。
例えて言えば、自分の娘の素行を正すためにその親が、不良に自分の娘に悪さをするように仕向けるようなものです。
それで娘が嫌な思いをしても甘受してくれれば、今後の素行も改善され不良も更生するようになるのでしょうか?

>悪霊が与える「苦痛」を地上人が「甘受」すれば、神様はそれを「蕩減条件」として、罪を清算したとみなして、地上人に恩恵を与える。
と同時に、悪霊も地上人の罪を清算するのに功を尽くしたという名目で復活させる。

この考え方は本当に正しいのでしょうか?
「悪霊が地上人に苦痛を与える」という行為は、単純に犯罪行為の反復であり通常はそうすると当人は更に堕落性に拍車がかかるだけです。

私たちは一体誰と闘っているのでしょうか?
私たちは一体誰のために闘っているのでしょうか?




Re: 大きな疑問です。 * by 教育部長
fatherfujiokaさん。
いつも貴重なコメントをくださり、ありがとうございます。
改めてもう少し深くみ言葉の真意を探ってみなければいけないことに気づかされました。
原理講論には
「天は悪霊人をして、その罪に対する罰として、この地上人に苦痛を与える業をなさしめる」
とあります。
この一文を私が私なりの表現にしてしまったのですが、この文には表面に現れていないものがあるかも知れません。
fatherfujiokaさんはこの部分をどのように読まれますか?

誤解を恐れずズバリ言いますと。 * by fatherfujioka
確かに原理講論には
「天は悪霊人をして、その罪に対する罰として、この地上人に苦痛を与える業をなさしめる」 とありますが・・・、

有名な聖句「マタイによる福音書7章11節」のイエス様が言われる天の父の心情とは違うことが分かります。

また、旧約聖書にはこれに似た状況の物語「ヨブ記」があります。サタンに言われるままに神様がヨブに災いが起こることを許されて、実際にヨブが子供や財産全てを失います。

正直申しますと、私はここでの「神様」とご指摘の原理講論の中の「天」に強烈な違和感を感じます。むしろ別な言葉に置き換えてもいいような・・・。

それらがごちゃ混ぜになっているので、今このような状況になっているのだと思います。

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