神の二性性相と人間(講義音声)
- 2015/11/30
- 22:16

2、3ヶ月かけて原理の入門編を学んできた方に、いよいよ原理講義を始めました。 第1講は、創造原理です。 受講者は青年、時代は後天時代。 創造原理を通して、神様と自分との本来的な関係をしっかりと心に刻みこむことがとても重要だと考えています。 堕落論も復帰原理も当然学びますが、学び始めのインプットが肝心です。 「私は堕落人間なので、本然の姿に向かって進んでいく努力をする」 というのではなく、 「私は神...
私はその人の中にはっきりと神性を見ている
- 2015/11/29
- 22:41

複数の場で「信仰生活講座」を続けながら、その信仰生活におけるキーワードを考えています。これまで講義してきたものとしては、「信じること」「感謝すること」の2つを挙げています。そしてもう一つ、「侍る」というキーワードを加えるべきではないかと考えています。講義ができるほどには、まだ頭の中できれいに整理されていないのですが、今の時点で漠然と思っていることを記しておくことにします。「侍る」という言葉は、もちろん...
知ること、信じること、そして感謝
- 2015/11/26
- 20:39

本日の信仰生活講座の2回目は、 「知ること、信じること、感謝すること」 というテーマで講義してみました。 先日、祝福候補青年にした講義に、「感謝する」という部分をつけ加えてまとめてみたものです。 実際の講義は83分ほどでしたが、最初の53分を編集して youtube にアップしてみました。 受講者とのやり取りがだいぶあり、個人名も呼んだりしているので、ちょっと気になりますが、音声だけなのでまあよかろうと思います。 ...
あなたは今日、どんな信仰基台を立てたの?
- 2015/11/24
- 23:34

「信仰基台はいつ立てるのですか?」 「今日、あなたはどんな信仰基台を立てましたか?」 「そもそも、信仰基台とは何であり、なぜ立てなければならないのですか?」 このような質問を受けたとすると、どう答えるでしょうか。 例えば、アダム家庭を見ると、次男のアベルが家族を代表して家畜を捧げたことによって信仰基台が立ったと原理講論に書かれています。 これをそのまま受け取れば、アベルはたった1回だけ捧げ物をし、それが...
なぜ「信じる」か
- 2015/11/23
- 18:40

祝福に向けて学んでいる青年たちに講義を始めました。 3回目の講義は信仰講座で、「感謝と信仰」。 「これまで原理を学んで来て、神様を信じるようになりましたか?」 と問いかけると、首を傾げています。 「信じると言っても、いくつも段階がありますが、ここで学んでいただく目的は『信じる』ところにあります」 そのように話し始めながら、信仰の意味について少し説明しました。 人生の中には嬉しいことも困ることも起こりま...
本当の問題はつねに私の中にある
- 2015/11/20
- 23:53

昨日の記事の例で考えれば、息子は引きこもって学校にも教会にも行こうとしない。夫はそういう息子に真摯に接してくれず、突然感情的になって暴言を吐いたりもする。そういう家族を抱えた妻には、一体どんな「蕩減」があるのでしょうか。「私の息子が引きこもりになったのは、私の育て方が悪かったからかしら。先祖の因縁が息子に現れたのかしら」「そもそも、私はどうしてあんな夫と結婚したんだろう? 結婚する前には...
それを感じる人がやるべきだ
- 2015/11/19
- 21:47

もう一つ考えてみたいことは、世の中に起こる様々な悩み、不幸を見て、先生はその人たちの責任と見ないで、全部ご自身の責任として見るということです。これを私がしなければいけないと感じ取られるのです。 私の記憶では、先生が4回目の世界一周旅行をされ、ヨーロッパを中心として回られた時に、世界はもう滅びる段階にまで傾いていると直感されました。そこでこういう世界をどうしたらいいのか、と大変心配されたのでした。 そ...
魂への配慮
- 2015/11/18
- 23:14

「牧会」 と言えば、キリスト教では、 「聖職者が教会で行う説教や礼拝」 を指して言います。 「魂への配慮」 などとも表現されます。 プロテスタントでは、牧会は聖職者だけでなく、一般の信徒においても重要な任務と見做されるようです。 我が家庭連合では、牧会は牧会者には言えても、一般の信徒の信仰活動に牧会という言い方はちょっとふさわしくないような感じがします。 それで「牧会」の代わりに、 「和動」 と言ったりしま...
それを「実体」というのです
- 2015/11/17
- 21:55

一貫して変わらない姿。 それを「実体」と言うのです。 (親セミナーの講義より) 「実体」という言葉の意味は、難しく考えればいろいろあるでしょう。 例えば、 「み言の実体」 という言葉が原理講論にもあります。 これは一体どんな姿を言っているのでしょうか。 とても高いレベルを言っているように感じますが、分かるようで曖昧です。 しかし冒頭の定義はなかなかいいなと思います。 例えば、原理原則だけを子ど...
この人、ニードあるの?
- 2015/11/16
- 21:28

午後、兼務している総務の仕事をしていると、教育担当の婦人が息を切らしてやって来て、「もうすぐゲストがやって来ます。講義をしてもらえませんか」と、急な講義を頼まれました。めったにないことです。事前の打ち合わせもない。さすがの私も心の準備がないと、ちょっと戸惑うのですが、頼まれる講義はしてあげなければなりません。そのゲスト、知らない人ではありません。これまでかなり長い期間、教会に通ってきながら、さまざ...
人生は二度読めない
- 2015/11/14
- 18:39

ドストエフスキイがこんな事を言ってるんだ。 自分は若い頃、人生は簡単だと思っていたが、経験を重ねるに従って、人生は複雑なものだと悟った。ところがもっと人生に暮らしてみると、人生なぞ簡単なものだと思うようになった。 そう言ってるんだよ。 これは、複雑で大事なのは思想の方だと思ったということなのではないかと思うのだよ。 人生は二度読めない。二度読めるのは思想です。 (「文学と人生」小林秀雄と三好達治の対談...
さまざまな愛人路程
- 2015/11/12
- 22:44

3回目の信仰生活講座と称して「愛天愛人愛国」の内「愛人」を取り上げました。 先週の「愛天講座」と違ったのは、今回は事前に内容がほぼ準備できていたということです。 先週は朝家を出る時まで講義の内容が固まらず、漠然としていました。 すると、教会に着くまでの40分間に、神様から思いがけなく着想をいただいたのです。 ところが面白いことに、今日のように自分で準備がすんでしまうと、 「もうまとまっているなら、それで...