文先生の洞察と愛
- 2010/04/30
- 08:45

1999年の夏、夫婦でジャルジン(ブラジル)での40日修練会に参加しました。 その時、妻は乳がんの手術をしてからまだ半年あまり。 家族で参加する修練会でしたが、2人の子どもはまだ小さく、連れて行くには負担が大きすぎたので、私の親に預け、夫婦2人で参加したのです。 関空から同行した夫婦が、私たちを含めて5組。 意気投合して、40日の間ずっと行動をともにし、親交を深めました。 その内の1組は、夫人が...
日本の大恩人
- 2010/04/29
- 17:25

本日は、文鮮明先生ご夫妻のご聖婚50周年(金婚式)記念日であると同時に、日本においては「昭和の日」という国の祝日でもある、実に意義深い日であります。 昭和の御代においてこの日は「天皇誕生日」という祝日でしたが、平成になって、一旦「みどりの日」となるなど紆余曲折を経て、3年前から「昭和の日」となったのです。 「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」 というのがその趣旨...
注目と期待の力
- 2010/04/28
- 20:35

ユダヤ人の精神医学者、ヴィクトール・フランクル。 彼は1942年から45年にかけてナチの強制収容所で捕虜生活をした体験を持っています。 その体験を書いた名著『夜と霧』の中には、自殺に関する言及が多く見られます。 強制収容所では自殺をする捕虜が相次ぎました。 捕虜たちが心身ともに虐待され、自由を剥奪され、威厳を踏みにじられた境遇では、自殺を選んだとしても驚くことではないでしょう。 しかし、自殺を遂げて行...
カルヴァン主義の神様
- 2010/04/27
- 19:30

全国拉致監禁・強制改宗被害者の会が作っているサイト「4300人の拉致監禁はなぜ起きたか」の中に、神明忠昭博士が書いた、「強制改宗をくつがえす統一神学」 という論文があります。 内容は12項目にわたっていますが、その中から1つご紹介します。統一原理が「カルヴァン主義の五特質」に反している、という批判に答えるものです。 カルヴァンとは有名な「二重予定説」を立てたキリスト教改革指導者ですが、彼の神学に基づ...
海が最後の拠り所
- 2010/04/26
- 23:01

海には魚だけがいるのではありまん。海のもっと大きな宝は、エネルギー源に他なりません。 石油の埋蔵量が減少するとともに、エネルギー源をめぐる危機感が日に日に高まっています。石油が底をつけば、人間の文明世界はそのまま暗黒になってしまいます。 本当の代替エネルギーは海にあります。海の中に埋められた水素エネルギーに人類の未来があります。・・・ 全人類が海を拠り所として生きていく日が、遠からず訪れてくるでしょ...
影響の輪に集中せよ
- 2010/04/25
- 12:03

「愛するという選択」という記事の中で、 「私たちには、誰からも愛を受けるという能力はないが、誰にでも愛を与えるという能力はある」 と書きました。 これは、『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー著)の中で提案されている、 「関心の輪よりも、影響の輪に集中せよ」 ということと関連すると思います。 関心の輪とは、例えば、 「日本や世界の政治」「自分の会社の業績」「家族の健康や将来」 など、私たちが関心を持ちうる...
夫婦は永遠だ
- 2010/04/24
- 22:34

ある人に、 「何か良い本はありませんか?」 と聞かれたので、最近読んでいる本を2、3冊紹介したら、ちょっと怪訝な顔をされました。 『余命一年…だとしたら 』 『死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密 』 『霊界からの使徒パウロの書信』 「そんな年でもないのに、どうして、死ぬことや霊界のことばかり考えるの?」 というわけでしょう。 3月25日、文先生はニューヨークの国連本部で、米国元国務長官アレクサンダー・...
be幸福論
- 2010/04/23
- 21:51

20年あまり前、アメリカにいた頃読んだ本に、 「幸せの感じ方には3通りある。have、do、beの3つである」 というような分析がありました。 haveというのは所有による幸福感と言えます。 これは主に物質的な所有が幸福の鍵になります。 doとは、 「仕事をする」「趣味を楽しむ」など、 何かをすることによって幸福をつかもうとする生き方です。 この2つが何らか外部的な要素によって幸福を得ようとするの...
痛みはどこから?
- 2010/04/22
- 20:15

去年から五十肩が再発して、一時相当苦しみましたが、最近では、完全に治りはしないものの、かなり楽になりました。 4年ほど前に初めて五十肩に襲われた時、治療方法やら原因についてネットでだいぶ調べてみたところ、治り方も人それぞれ、原因については不明とのことでした。 50になれば誰でも五十肩になるかと言えば、もちろんそんなことはありません。 なる人とならない人とは、一体何が違うのだろう? それが分からないの...
誰が懐かしがるものか
- 2010/04/21
- 20:49

未来はこのようになるかも知れないという可能性をありありと思い描けないのを私の愚かさと言うなら、その愚かさのゆえに、いくつか後悔することがあります。 思いがけず妻が42歳の若さで他界したとき、妻との思い出をもっとたくさん作っておけばよかったと後悔しました。 家庭を持って妻と暮らしたのは約10年。 その間には、夫婦でブラジルの40日修練会に参加したこともあります。 しかしその時には、よもやそれから2年も...
愛するという選択
- 2010/04/20
- 10:38

結婚をし、子どもも産み育ててきた人たちには分かっていることだと思いますが、 「愛は感情ではなく、選択である」と言えそうです。 「山登りと魚釣りが好きだ」 「彼のことが大好きです」 これは「感情としての愛」を表しています。 「40年間、変わらずに妻を愛してきた」 「4人の子どもをみな愛している」 これは「選択としての愛」です。 私たちには、願うときにいつでも誰にでも愛を「感じる」能力があるわけではありません。 ...
十字架をめぐる争い
- 2010/04/19
- 21:12

昨日、岡山の倉敷で行われた「拉致監禁反対」のデモ行進に参加してきました。 その町には拉致監禁のプロとも言うべき牧師が教会を持っており、その教会の周辺を1時間余りにわたってデモ行進したのです。 デモに先立ち、実際その牧師に拉致監禁、脱会説得をされたことのある女性が自らの体験を涙ながらに訴えました。 彼女が監禁された部屋は、窓には鉄格子、ドアには頑丈なくさり付きの鍵など、刑務所の監獄よりも恐ろしい、まさ...