FC2ブログ

教育部長の講義日記

家庭連合の教育部長として、統一原理を講義し、思索する日々

累進課税は現代の義賊か

累進課税は現代の義賊か

ロビンフッドと言へば、中世の英国に起源を持つ世界的に有名なキャラクターです。 実在のモデルがいるかどうかなど諸説があるやうですが、キャラクターの主要イメージは「義賊」といふものでせう。 義賊ロビンフッドとは現代で言へば「累進課税制度」のことだといふ観点を聞いて、面白いと思ひました。 ロビンフッドの時代は中世。 当時のリチャード一世は第3回十字軍の遠征に出かけて英国を不在にすることが多かつた。 弟のジ...

... 続きを読む

無明なる私

無明なる私

  新古今和歌集に所収の 心無き身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ といふ西行の歌は名歌として名高いが、数学者の故岡潔博士は 「無明を直視したため、美しく弱々しい」 と評してゐます。 美しい歌には違ひないが、弱々しい。 なぜそんな歌が出来たかといふと、西行は「無明」を直視してゐたためだ。 さういふ見立てです。 「無明(むみょう)」といふのは仏教用語で、その意味は「無知」とか「迷い」。 煩...

... 続きを読む

* by 🍀
先生、今日もありがとうございます🍀
神様を感じる事ができる、清らかな心を持つ事ができるよう、頑張ります🌸

心を探る問いかけ

心を探る問いかけ

  大阪市立大空小学校には校則が一つしかない。 「自分がされて嫌なことは、人に絶対しない、言はない」 あとは自由で、細かいことは言はない。 障害者手帳を持つてゐる子や不登校だつた子も相当数ゐて、他の子とみんな一緒のクラスで学んでゐる。 椅子にぢつと座つてゐられず床に寝そべる子もゐるが、他の子は気にしない。 手のかかる子がたくさんゐるのに、先生方はみんな定時に帰られる。 これは先生方が最近よく言は...

... 続きを読む

3人の「私」

3人の「私」

  「自分を愛することが人生の最優先事項だ」 と言ふと、道徳的な人は眉を顰めるかも知れない。 人から愛されることばかりを願ふのは問題かも知れないが、しかし自分で自分を愛するといふのは非常に大切なことではないかと思ふのです。 このやうに考へるのは、イエス様の教への中に 「自分自身を愛するやうにあなたの隣人を愛せ」 とあるからです。 この教へのポイントは、後半(隣人を愛する)ではなく、前半(自分自身...

... 続きを読む

* by 🍀
先生の今回のお話し、大変大きな示唆を賜りました🍀 「自分を愛するように...」先生が、教えて下さるようにおこなうなら、自分を愛する事が、とても大切な事として、積極的になさなければならない事としてなせます。神様父母様の為に頑張って生まれ変わっていきます🌸

おばあちやんレポート

おばあちやんレポート

  前回の記事でおばあちやんに教へられたことを書きました。 「私は私の正義を捨てる」 といふことです。 捨てると言つて簡単にすべてを捨てるのは難しいのですが、努力する数日間の様子をお伝へしてみようと思ひます。 ともかく、おばあちやんの様子が随分落ち着いてきました。 毎晩必ず連射されるおばあちやん砲 「(孫の)2人は今夜帰つて来るのか」 が10連射から3連射くらゐに急減してゐます。 最低1,2回は聞くの...

... 続きを読む

私は私の正義を捨てる

私は私の正義を捨てる

  老年の門口に差し掛かつてゐる私の人生が集中的にシェイプアップされてゐるやうな気がします。 人生をもう一段磨き上げ、まとめる段階に入つたやうです。 シェイプアップしてくれる方が身近に何人かゐるのですが、何と言つてもその第一人者はおばあちゃんです。 昨夜悟つたことが一つあります。 しばしばあるやうに、昨夜もおばあちゃんとの間にワンパターンの言ひ合ひがありました。 2人の孫の名前を出して 「今夜は帰...

... 続きを読む

精一杯 * by はちみつ
教育部長さんのお母様と直接お会いしたことがないのですが、文章から察するに軽い認知症でしょうか?

教育部長さんも大変だなぁと思うと同時に、羨ましく思います。
私の両親は2人とも他界しているので、会話はもうできません。親子で会話のできる教育部長さんが、本当にうらやましいです。

精一杯、精一杯、出し尽くすまでお母様を愛してください。
この地上にいる間に、愛し尽くしてください。
私はそれが出来なかったので、後悔ばかりで毎日反省しています。

Re: 精一杯(はちむつさんへ) * by 教育部長
今だけ見れば大変なやうに思ひますが、今こそがチャンスだとも言へますね。
アドバイス、胸にとめておきます。有り難うございます。

生きやすさとは何か

生きやすさとは何か

話題の内容もさることながら、その語り口の妙が好きでよく聴くのが 「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」 といふ、ころころとよく笑ふ女子アナとの掛け合ひトーク番組。 トークのネタは基本的に武田が読んで面白かつた書物です。 それを素材にして武田なりに論評するのを、身のしまつた魚を料理人が手際よく捌くのに譬えて、 「三枚におろす」 といふのです。 1回5分程度のトークの最後には 「この続きはまた明日、ご機嫌を伺ひます...

... 続きを読む

ラッキーの目は口ほどにものを言ふ

ラッキーの目は口ほどにものを言ふ

  今年11歳になる我が家の愛犬ラッキー。 犬種はパピヨン。 彼が近づいてきても、じつと見つめると、すぐに目を逸らすシャイなところがあります。 上の写真は目を逸らす前の瞬時のチャンスをとらえて撮影したものです。 彼の写真の目をじつと見つめた時、あなたはどんなことを感じるでしょうか。 「彼は今、一体何を感じてゐるのだらう?」 「彼には何か言ひたいことがあるのだらうか?」 「目は口ほどにものを言ふ」 と...

... 続きを読む

No Subject * by てんば
私は、ラッキーの、目からは、愛してる、すごく、愛してる!そんな感情を、受けましたよ。

Re: No Subject * by 教育部長
> 私は、ラッキーの、目からは、愛してる、すごく、愛してる!そんな感情を、受けましたよ。

てんばさんはご自分をよく愛せてゐる方ですね。
素晴らしいコメントを有り難うございます。

小さな大統領に希望あり

小さな大統領に希望あり

  日本には現在約800の市があるので、800人の市長がゐるといふことです。 この800人が本当に優秀で、憂国の士で、やる気のある人であれば、日本はほぼ心配ないのではないか。 富山市の森雅志市長の5期17年間の仕事を聞くと、さういふ気がしてきます。 市といふのは数百万から数万まで、規模の大小はあつても、市長は謂はば小さな大統領です。 そこの住民から直接選ばれ、その地位と職権を使へば、公務員たちを使つてその市...

... 続きを読む

管理人のみ閲覧できます * by -

問題を解決した人

問題を解決した人

  年末年始に少し時間があるので勉強しながら自分の人生観を再整理してみようと考へたのですが、言ふほど大袈裟なことではありません。 物理学の世界では 「時間は実在しない。それは人間の幻想にすぎない」 とも主張する学者がゐます。 また哲学者のバートランド・ラッセルは 「世界5分前仮説」 といふ思考実験の中で 「100数十億年前に始まつたと言はれるこの宇宙が5分前に創られたと仮定しても何の不都合もない」 と考...

... 続きを読む

管理人のみ閲覧できます * by -

相応しい敬意

相応しい敬意

元旦の未明に目が覚めてしばらく眠れないでゐる間に、我ならぬ思ひが浮かんできて、 「どんなことをしようと、それが神様と通じてゐないと価値がないし、喜びもない」 といふ声のやうなものが聞こえてくる。 そして夜明け方に夢を見ました。 初夢です。 広いホールのやうなところにそれなりの数の人が集まってゐる中に、お母様が座つておられる。 バーベキューでもするやうな武骨な木のテーブルに、木の椅子。 私は最新モデルの...

... 続きを読む

いづれ世界人口は横ばいになる

いづれ世界人口は横ばいになる

(GIGAZINE Net News参考) 前回の記事「誰がアフリカを導くのか」で紹介した『FACTFULNESS』の第3章 「世界の人口はひたすら増え続けるという思い込み」。 その中で 「どうして、いづれ人口は横ばいになるのか」 といふ設問があります。 現在約70億の人口は今後も60年間ほど増え続け、110億に達すると推計されてゐます。 しかしそこまで行くと、それ以上人口は増えなくなる。 増える理由は、子どもの数が増えるからではなく、...

... 続きを読む

誰がアフリカを導くのか

誰がアフリカを導くのか

昨日の記事で映画「ドリーム」について書きながら 「FACTFULNESS」(ハンス・ロスリング他著) の第5章にある記述を思ひ出しました。 この本は私の息子が是非読めと言つて勧めてくれた本で、読んでみるととても面白い。 我々が抱いてゐる10の思ひ込みを、数字による事実(FACT)で大きく訂正またはひつくり返して見せてくれます。 第5章の数字によると、現在の世界の人口は大まかに ①南北米に10億 ②欧州に10億 ③アフリカに10億 ④...

... 続きを読む

陰の立役者たち

陰の立役者たち

今年最後の祈祷会で観た映画 「ドリーム」(原題はHidden Figures) がとても面白かった。 秀作だと思ひます。 基本は実話に基づいてゐますが、映画としての脚色が巧みです。 主人公の黒人女性キャサリンは米国NASAのラングレー研究所で有人宇宙船計画を担ったグループの一人。 子どもの頃から飛び抜けた数学の才能を発揮し、奨学金で大学を卒業してNASAに入つたのです。 時代は1960年代初頭で、アメリカにはまだかなり根強い人...

... 続きを読む

大好きだつたお父ちゃん

大好きだつたお父ちゃん

  今年89になり、認知症が進み、目も耳も鼻もその機能を随分失つて来てゐるおばあちゃん(実は母ですが)と一緒に暮らしながら、手がかかる一方、感心させられることがいくつかあります。 緑内障が進んで視野はだいぶ暗くなつてきて、食事をしても目の前の皿に盛つたおかずがよく見えない。 箸を何度も右往左往させながら、やつと掴んで口に持つていく。 傍から見てゐてももどかしいのですが、本人はそれについてほとんど愚...

... 続きを読む